研究課題/領域番号 |
60302040
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研究種目 |
総合研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
材料力学
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
田中 道七 立命館大, 理工学部, 教授 (90066613)
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研究分担者 |
中山 英明 大阪産業大学, 短期大学部, 教授 (90097999)
酒井 達雄 立命館大学, 理工学部, 助教授 (00066739)
西島 敏 金属材料技術研究所, 疲山試験部, 部長
城野 政弘 大阪大学, 工学部, 教授 (20029094)
新井 淳一 日本海事協会, コンピュータ室, 室長 (90031608)
NISHIJIMA Satoshi National Research Institute for Metals, Fatigue Test Division
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研究期間 (年度) |
1985 – 1986
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研究課題ステータス |
完了 (1986年度)
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配分額 *注記 |
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
1986年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
1985年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
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キーワード | 金属材料 / 疲労強度 / 静強度 / データベース / 信頼性 / 統計解析 / 影響因子 |
研究概要 |
本研究の主題は先に構築した金属材料疲労強度データベースに含まれる膨大な数値データを解析し、疲労強度信頼性設計資料集を編集することである。本研究組織のメンバーは2年間にわたって本主題にとり組み、解析を終了するとともに、解析結果を項目に応じて次の第1章から第5章にまとめ、研究を終了した。 第1章 金属材料疲労強度データベースとその解析手順 第2章 静強度データの解析 第3章 各種材料疲労強度の確率特性 第4章 疲労強度に及ぼす諸因子の影響 第5章 疲労強度信頼性基礎データの解析 第1章は解析の基礎となる上記データベースの内容と、エラーチェック、2次データベースの作成等の解析手順と解析における基本的立場をまとめたものである。第2章はデータベースに含まれる静強度データを抽手し、材料種別や熱処理との関係、静強度特性相互間の関係を解析したものである。第3章は鉄系と非鉄系の材料種別毎に標準的な疲労強度特性を抽出し、その確率的特性をP-S-N曲線の形にまとめたものである。第4章は疲労限度等の疲労強度特性パラメータと静強度との相関、平均応力や応力形式の効果、切欠き効果、表面処理効果および温度効果について集中的に解析した結果をまとめたものである。第5章は疲労寿命と疲労限度の分布特性を解析して信頼性基礎データを抽出し、信頼性設計への応用について述べたものである。なお、本研究で得られた上記の成果は近く「金属材料疲労強度信頼性設計資料集」として出版の予定である。
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