研究課題/領域番号 |
60302096
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研究種目 |
総合研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
科学教育
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研究機関 | 早稲田大学 (1987) 東北大学 (1985-1986) |
研究代表者 |
比企 静雄 早稲田大学, 人間科学部, 教授 (50006227)
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研究分担者 |
荒川 哲郎 三重大学, 教育学部, 助教授 (50106150)
渡辺 亮 熊本大学, 工学部, 教授 (50040382)
高橋 信雄 愛媛大学, 教育学部, 助教授 (70132719)
星名 信昭 上越教育大学, 教育学部, 助教授 (10000275)
志村 洋 国立特殊教育総合研究所, 視覚障害教育研究部, 室長 (80106153)
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研究期間 (年度) |
1985 – 1987
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研究課題ステータス |
完了 (1991年度)
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配分額 *注記 |
4,500千円 (直接経費: 4,500千円)
1987年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1986年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
1985年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
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キーワード | 感覚障害児 / 知能障害児 / 感覚代行 / 文字 / 音声 / 教育機器 / 教育システム / 触覚表示 / 視覚障害 / 聴覚障害 / 重複障害 / 言語指導 |
研究概要 |
本研究の第1年度には、各役割分担の項目について、特殊教育における教育機器・システムの使用効果の評価の実験を行ない、第2年度には、それらの結果を整理して、活用方法あるいはそのための教材の選択方法などについて、指導書の原稿を作成する作業に取りかかった。 本年度(第3年度)は、これらの原稿の再検討の結果にもとずいて、原稿を修正する作業を、研究代表者・分担者が協同して検討しながら行なった。 この指導書は、感覚・知能障害児の教育において、感覚の強化・代行のために聴覚・視覚・触覚を通して言語情報を伝達する教育機器・システムを、教育の現場で教師が確実に活用できるようにすることを目的としており、関連の文献表も収録してあって、関係者に配布するために現在印刷中である。 なお、各役割分担について取り上げた項目は下記の通りである。 テレビ式拡大読書器のための残存視力特性に適合した文字の提示方法、オプタコンによる文字の触読のための最適な字体の選択方法。ビデオ教材のための有効な字幕挿入の方法、文字教材の作成のための学習段階に対応した漢字の導入規則,発言指導のための音声の音響的・調音的特微の視覚の表示の活用方法,残存聴能特性に対応した音楽教材の曲目・演奏の選択基準、残存聴能特性を最大限に活用するための個人用補聴器の選択・調整・保守の手順、小・中・高等学校における集団補聴装置の各種の授業への活用のためのカリキュラム。タクチュアルヴォコ-ダによる音声の触覚表示と読唇との伴用のためのビデオ教材の作成方法、音声の視覚・触覚表示による多感覚の同時利用の効果の評価方法。就学前の言語指導のための聴覚・視覚・触覚の活用方法、感覚補助のためのマイクロコンピュ-タの活用の手引。
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