研究課題/領域番号 |
60400008
|
研究種目 |
一般研究(A)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
広領域
|
研究機関 | 鳥取大学 |
研究代表者 |
岸本 潤 鳥取大, 農学部, 教授 (10032062)
|
研究分担者 |
作野 友康 鳥取大学, 農学部, 助教授 (10032567)
橋詰 隼人 鳥取大学, 農学部, 助教授 (60032075)
高田 秀夫 鳥取大学, 農学部, 教授 (90032086)
神崎 康一 鳥取大学, 農学部, 教授 (20026404)
田中 一夫 鳥取大学, 農学部, 教授 (30032064)
|
研究期間 (年度) |
1985 – 1986
|
研究課題ステータス |
完了 (1986年度)
|
配分額 *注記 |
10,500千円 (直接経費: 10,500千円)
1986年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
1985年度: 9,000千円 (直接経費: 9,000千円)
|
キーワード | 広葉樹二次林 / 広域的資源循環 / 林相改良施業 / 汚泥コンポスト / 三角架線システム / 水質 / 有機質給源 / 材質特性 / 広葉樹林 / 微気象 / 水文水質 / 汚泥マット / 下刈省力 / 施肥効果 / 生物分解 / 三角架線 |
研究概要 |
広葉樹二次林の有効利用のために、都市、農地と広葉樹林を結ぶ広域的資源循環をはかるという、新しい構想のもとに研究を行った。 先ず、現在放置されている低質の広葉樹二次林の現状を調査し、林相改良施業法について検討した。 また都市汚泥の林地搬入にさきだち、広葉樹林の水収支について実験し、水質調査の基礎資料とした。 次にコンポスト化汚泥をマット状とし、三角架線を使用して林地に敷設し、下草抑制と施肥効果のあることを認めた。 三角架線は広葉樹林施業のため、実用性のあることがわかった。汚泥マット敷設の水系については、水質変化は認められなかった。択伐枝條材の分解調査より、農地への有機質給源としての可能性があることがわかった。 未利用広葉樹材の有効利用については、材質特性の調査をし、表面化粧材、爆砕材として食用菌培地への利用等の可能性があることを見出した。 広葉樹二次林は、現在放置されているが、このような広域循環的利用によれば、画期的に新しい展望がひらけるものと思われる。
|