研究課題/領域番号 |
60410014
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研究種目 |
一般研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
人文地理学
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研究機関 | 立正大学 |
研究代表者 |
高野 史男 立正大, 文学部, 教授 (80023878)
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研究分担者 |
内山 幸久 立正大学, 文学部, 助教授 (30036066)
大塚 昌利 立正大学, 文学部, 教授 (00120890)
澤田 裕之 立正大学, 文学部, 教授 (00097239)
正井 泰夫 立正大学, 文学部, 教授 (10017113)
服部 けい二郎 立正大学, 文学部, 教授 (50062740)
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研究期間 (年度) |
1985 – 1986
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研究課題ステータス |
完了 (1986年度)
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配分額 *注記 |
8,500千円 (直接経費: 8,500千円)
1986年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1985年度: 6,600千円 (直接経費: 6,600千円)
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キーワード | 地域主義 / 地域構造 / 形式地域 / 実質地域 / 首都圏 / 都市・農村関係 / リージョナリズム / 地域中心都市 / 階層関係 / 都市-農村関係 / 生活圏 / 工業配置システム |
研究概要 |
本研究の目的は「リージョナリズム(地域主義)」の問題を地理学の立場から理論的・実証的に追求することである。これは「地域構造」の問題と深いかかわりをもち、そしてリージョナリズムの基本は行政的な「形式地域」と学問的な「実質地域」とを一致させることにある。 研究地域は主として東京大都市圏周辺地域である山梨県・長野県・福島県などである。 まず地域構造・リージョナリズムに関するこれまでの考え方を理論的にまとめて考察を行なったのち、それをふまえて次のような分担研究を進めた。(1)研究地域は果樹園芸の盛んな地域であり、それを全国的視野から地域的に分析して位置付けを行なった。(2)山梨県の近年の工業化、とくに中央自動車道の開通に伴う京浜地方からの機械工業の進出と新たな工業配置システムの形成を考察した。(3)地方商業中心甲府市の機能が近年郊外卸売団地の造成によって変化したことを分析した。(4)地方中心都市甲府・会津若松と周辺農村間の人口流動や産業別就業人口構造の地域的配置を明かにした。(5)首都圏を中心として東京外周部・首都圏内周部・同外周部の各地域の都市景観の変容からみた都市化傾向を比較考察した。(6)福島・長野・甲府三市の各県域の統一的・指導的中心としての地域性を特定指標によって比較考察し、ランク付けを行なった。 これらの研究を通じて農業や工業の産業立地配置、物資流通、住民の就業構造と都市・農村関係、人口流動、各都市の中心地としての機能などが考察され、それらを総合することによって「地域構造」を明らかにする手がかりが得られたのである。 なお昭和62年度は前年度に引き続いて研究を行ない、報告書を作成した。
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