研究課題/領域番号 |
60440018
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研究種目 |
一般研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
農業機械
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
石橋 貞人 九州大学, 農学部, 教授 (50041588)
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研究分担者 |
中司 敬 九州大学, 農学部, 助教授 (50128055)
志賀 徹 九州大学, 農学部, 助手 (30089932)
内田 進 九州大学, 農学部, 助手 (00038275)
村田 敏 九州大学, 農学部, 助教授 (30038187)
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研究期間 (年度) |
1985 – 1988
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研究課題ステータス |
完了 (1988年度)
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配分額 *注記 |
31,500千円 (直接経費: 31,500千円)
1988年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1987年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
1986年度: 5,800千円 (直接経費: 5,800千円)
1985年度: 22,000千円 (直接経費: 22,000千円)
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キーワード | 生鮮農産物 / 温度制御 / 湿度制御 / 空気組成制御 / 環境自動制御 / 気流制御 |
研究概要 |
生鮮農産物の貯蔵寿命に大きな影響を及ぼす庫内空気の温度と湿度と空気組成と流速とその分布を高精度に制御する方法を検討した。 1.産物表面の結露生成機構および結露発生シミュレーション 貯蔵産物の結露の生成機構を明らかにするために、実体顕微鏡上で冷却されるキウイ果実をテレビカメラで撮影し、その映像を画像処理することにより結露の発生機構を調べた。冷却前の映像の輝度と冷却中の映像の輝度の差を画像処理装置で調べると、結露時には輝度差が0となる部分が減少していることが明らかになった。庫内環境条件(庫内温度、相対湿度、温度の変動および周期、風速)によって、産物の表面に結露が庫内温度、その変動幅およびその絶対湿度をコンピュータシミュレーションで算出した結果、相対湿度98%以上では結露する場合があることが明らかになった。 2.低温高湿度制御 予措したカボスを低温高湿度下で長期貯蔵してもカボスの風味を失うことなく貯蔵が可能であることが明らかになった。 3.目減り機構の解明とその防止システム 温州ミカンの果皮の部分を抜取り、果皮部(表皮、アルベド、果こう)の水分の移動を測定した。水分移動速度が最も大きい部分はかこう部で、アルベド部の水分移動は極めて遅いことが明らかになった。 4.貯蔵庫内の気流制御 上吹き出しで下吸い込みの循環方式における吹き出し口の位置および吸い込み口の位置による庫内の気流分布は吸い込み口が1ケ所の時では、どこかに渦ができ、産物を堆積した場合の気流分布は天井部分の空間により大きく変化することが明らかになった。 5.貯蔵コンテナ内の気流分布 堆積産物の中を通過する気流は空気の吸い込み口付近では左右に均等に分かれて流れ、積み上げ位置により大きく変化する。
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