研究課題/領域番号 |
60440055
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研究種目 |
一般研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
血液内科学
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
柴田 昭 新潟大学, 医学部, 教授 (10004772)
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研究分担者 |
高橋 益広 新潟大学, 医学部, 助手 (90179531)
小池 正 新潟大学, 医学部附属病院, 助手 (30170161)
高橋 芳右 (高橋 芳石) 新潟大学, 医学部附属病院, 助手 (70163285)
森山 美昭 新潟大学, 医学部附属病院, 助教授 (00018706)
服部 晃 新潟大学, 医学部, 助教授 (10018731)
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研究期間 (年度) |
1985 – 1988
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研究課題ステータス |
完了 (1989年度)
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配分額 *注記 |
12,100千円 (直接経費: 12,100千円)
1988年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1987年度: 2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
1986年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
1985年度: 7,000千円 (直接経費: 7,000千円)
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キーワード | 巨核芽球 / 巨核芽球性白血病 / 血小板ペルオキシダ-ゼ / 血小板糖蛋白 / 原発性血小板血症 / 血小板ペルオキシダーゼ / 骨髄線維症 / 血小板ペルオキシターゼ / TAM / KU812 / 巨核球性白血病 / 血小板ぺルオキシダーゼ / 血小板糖蛋白【II】b / 【III】a / 白血病表面抗原 / 白血病 / PPO反応 / 血小板GP【II】b / PDGF / インターフェロン / 本態性血小板血症 |
研究概要 |
急性巨核芽球性白血病症例、慢性骨髄性白血病の巨核芽球性急性転化例、ダウン症新生児にみられる一過性骨髄増殖症候群は巨核芽球が増殖する病態である。原発性血小板血症は成熟巨核球が増殖する病態である。これらの多数症例を検索し、以下のことが明らかとなった。 (1)急性巨核芽球性白血病例、とくに骨髄線維化を合併しているものではかなりの部分が骨髄芽球の軽度の増加を伴っており、慢性骨髄性白血病の巨核芽球性急性転化例や一過性骨髄増殖症候群と同様に、巨核球系列単独ではなく、3系統に分化する血液幹細胞で異常がおこっている可能性がつよい。 (2)巨核芽球の同定に有用な血小板ペルオキシダ-ゼ活性は巨核球系のみに特異的ではなく、赤芽球系幼若細胞にも陽性であることが明らかとなった。また血小板ペルオキシダ-ゼ活性PGH合成酵素と関連しているとの間接的証明が、本邦第一例のサイクロオキシゲナ-ゼ欠損症を用いた検討により得られた。 (3)巨核球・血小板に特異的な表面抗原のうち、GPIIb/IIIa(CD_41)が巨核芽球にも出現し、巨核芽球の同定に有用であることが明らかになったが、骨髄抗原であるCD33も発現しうることも明らかとなった。 (4)原発性血小板血症について225例の全国集計をおこない、その臨床像を明らかにした。7例に白血病化がみられている点が注目される。
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