研究課題/領域番号 |
60450063
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研究種目 |
一般研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
言語学・音声学
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研究機関 | 国立国語研究所 |
研究代表者 |
南 不二男 国語研, その他, その他 (70014488)
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研究分担者 |
土屋 博嗣 亜細亜大学, 教養部, 講師
中道 真木男 国立国語研究所, 日本語教育教材開発室, 研究員 (70150034)
日向 茂男 国立国語研究所, 日本語教育教材開発室, 室長 (20099914)
TSUCHIYA Hiroshi Lecturer, Department of Liberal Arts, Asia University
HINATA Shigeo Head, Section for Development of Language Teaching Materials, National Language
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研究期間 (年度) |
1985 – 1986
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研究課題ステータス |
完了 (1986年度)
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配分額 *注記 |
3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
1986年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1985年度: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
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キーワード | 語彙教育 / 用例 / 表現意図 / はなしことば資料 / KWOCリスト |
研究概要 |
基本語分類用例集を作成する方法を考案し、実際の言語資料から採集された内容に基づいてそれを試作することを目的として、次のような作業を行った。資料の操作と印字に、補助金により購入したパーソナルコンピュータおよびソフトウェアを使用した。 用例採集の対象資料として、日本語教育センター作成の「日本語教育映画基礎編全30巻」シナリオ,一般向け科学・心理学書,ラジオ放送文字化資料,を選び、その全体または一部について用例採集を実行した。作成または作成の可能性を検討した各形式リストは次のようなものである。 1.辞書形式リスト 見出し語ごとにその用例をあげる。選定された資料について、各資料別,全資料総合,の2種類を作成した。また、各見出し項目内での分類の方法について討議を行い、分類を試行した。 2.類義表現リスト 意味分野ごとに、そこに属する語・表現の用例をあげ、それらの間の意味の異同や用法の違いを説明する。類義語辞典の意味領域分類に基づくこととし、領域番号の記入とそれによるソートを試行したが、既存辞書等における領域設定の妥当性になお疑問があり、再検討を要する。3.発話機能別リスト 文の表現意図・発話目的の表示への関わり方により、見出しを分類し用例を列挙する。発話機能の分類方法を検討し、一部の資料について分類を実行した。 以上の作業結果は、印字物およびワードプロセッサデータとして次段階の作業に使用するとともに、閲覧可能な状態で保存されている。
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