研究分担者 |
牧野 亮哉 福井大学, 教育学部, 教授 (40008032)
高橋 哲郎 福井大学, 教育学部教育実践研究指導センター, 教授 (90135096)
梅沢 章男 福井大学, 教育学部, 助教授 (70151925)
伊藤 秀子 岐阜大学, 教育学部カリキュラム開発研究センター, 助手 (00108052)
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研究概要 |
既存の音声機能付CAIシステム(日本ユニバック社:ソピューデント)に独自のインターフェースを開発することによって、光動画ディスク,VTRを接続した。マルチメディア型CAIシステムを開発した。 このとき、特にVTRインターフェースに関しては、2種のものが用意された。すなわち、1つは、リモートコントローラをパソコンで制御するものがあり、もう1つは、ソニー社のコントロールL端子付VTRに関して実行可能なインターフェースである。この機種では、VTRの現在の状態(テープカウンター値他)がリアルタイムで出力されており、しかもこの信号は9600ボー,8ビット,8ワードの構成となっているため、パソコンの通信回線(RS-232C)を通してデータを直接読み取り、処理することができるものである。 現状態で、完ぺきといえる状況ではないが、従前より、分析や教材作成、及びAudio Visual Testの試作に利用してきた。NHK中学校2年理科番組,「沸点・融点」を利用し、マルチメディア学習システム用のAudio-VisualTestを開発した。音声,動画,静止画,グラフィック画面,スーパーインポーズ画面と多岐にわたるメディア提示機能を有したCAIシステムである。現在、教材の整備を行なっているが、4月以降、実験的利用に入る予定である。
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