研究概要 |
チャーム及びビューティ粒子の崩壊現象の研究において, 第1回原子核乾板照射実験で, カウンター側のデータと乾板中で見出された800GeVー陽子ー原子核反応中の約120例のチャーム粒子崩壊現象候補について, 解析され, カウンター側のオフ・ライン・プログラムの改良, 乾板側のチャーム粒子探索の方法が完成した. 第2回原子核乾板照射実験では, 650GeV負パイ粒子が照射され, カウンターにおいては, シリコン固体検出器の精度を2倍上げ, ミューオントリガーの性能を増加したことの改良がなされ, 乾板標的においては, その直後に現象探索の能率を上げるために, 原子核乾板テープを設置するという改良がなされ, 47lの乾板の現像が完了した.
|