研究課題/領域番号 |
60480257
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研究種目 |
一般研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
放射線科学
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研究機関 | 大阪医科大学 |
研究代表者 |
赤木 弘昭 大阪医科大学, 医学部, 教授 (90084821)
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研究分担者 |
前田 裕子 大阪医科大学, 医学部, 助手 (80165654)
河合 武司 大阪医科大学, 医学部, 講師 (00085036)
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研究期間 (年度) |
1985 – 1986
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研究課題ステータス |
完了 (1988年度)
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配分額 *注記 |
5,900千円 (直接経費: 5,900千円)
1986年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
1985年度: 4,700千円 (直接経費: 4,700千円)
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キーワード | 総合画像診断 / 合成画像 / RGB合成画像 / MRI / 複合画像 / 画像処理 / RGB / 数値化画像 / 心機能解析 |
研究概要 |
現在医用画像は、多種多様になっており、それらの画像を一枚づつ観察し、診断する事が不可能な状態になりつつある。その為に複数の対象画像をR(赤)、G(緑)、B(青)に色づけし、一枚のカラー画像としてCRT上での観察の可能性を試みた。 対象画像フィルムをTVカメラを介してVideo信号で画像処理装置に入力、A/D変換し、R、G、Bのカラー画像として色彩の鮮明度を向上させた放送局ようCRT(CM14ー11/1、シバソク)を使用して、real timeで表示した。今までに、肝CT像と肝の機能画像である肝SPECT像、Plain脳CT像とEnhance脳CT像及び、脳CT像と脳血流を反映しているといわれているIー123ーIMPのSPECT像を組合せて、同一画像上にて観察が可能になった。これによって、肝臓及び脳の機能低下部位の明確な把握が可能になった。シネプロジェクターを接続して、左室造影の拡張期、収縮期の各時期に色彩をつけ、同一画像上に表示すると収縮期、拡張期の変化、左心室の壁の動き等が色調の変化として表示され、正確に把握可能であった。又1987年に本学に導入したMRIのTー1強調画像をR(赤)に、Proton画像をG(緑)に、Tー2強調画像をB(青)に入力し、条件の異なる三画像を同一画像上で色彩の変化として、観察を可能となった。 又、MR装置からOnlineでVideo信号を画像処理装置に入力する方法と、Tー1、P、Tー2の画像をTVカメラを通して入力する方法は、同様の結果を得た。
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