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関節炎,関節症の病因,病態と軟骨プロテオグリカン

研究課題

研究課題/領域番号 60480337
研究種目

一般研究(B)

配分区分補助金
研究分野 整形外科学
研究機関名古屋大学

研究代表者

岩田 久  名大, 医学部, 助教授 (90023796)

研究分担者 佐藤 啓二  名古屋大学, 医学部, 講師 (20178726)
研究期間 (年度) 1985 – 1986
研究課題ステータス 完了 (1986年度)
配分額 *注記
5,500千円 (直接経費: 5,500千円)
1986年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1985年度: 4,800千円 (直接経費: 4,800千円)
キーワード軟骨型プロテオグリカン / 軟骨型コラーゲン / CMDマウス / プロテオグリカン-コラーゲン相互関係
研究概要

本研究は関節炎,関節症病態を、関節軟骨の細胞外マトリックス成分であるプロテオグリカンを中心に、形態学的,生化学的に検討したものである。
1)関節軟骨マトリックス組成の一つであるヒアルロン酸は、プロテオグリカンaggregate形成に関与しているが、他に軟骨表層にもaffimityを有し、軟骨からのプロテオグリカン遊出に抑制的に働くことがわかった。
2)Goriticに軟骨基質形成の阻害のあるCMDマウス軟骨では、軟骨固有の軟骨型プロテオグリカンの形成がないこと、しかしリンクプロテェインは正常に形成されていることがわかった。
3)CMD軟骨の電顕的観察から、コラーゲンに関しては、通常のコラーゲンより大きなgiant collagenの形成がみられ、プロテオグリカンの機能として、コラーゲンのfibrillogenesis抑制効果が存在することが明らかになった。
4)軟骨型プロテオグリカン形成のないCMD軟骨は、軟骨マトリックス内でのプロテオグリカン-コラーゲンのinteraction,ならびにそれら高分子物質の機能を知るために非常によい実験系である。
CMD軟骨細胞培養系に加えられた軟骨型プロテオグリカンモノマーは、CMD軟骨細胞の作る他の基質成分,つまりヒアルロン酸,リンク蛋白質,【II】型コラーゲンと相互作用して基質にとりこまれることがわかった。その結果異常化していた【II】型コラーゲンの蓄積,フィブロネクチンの分布の正常が生じたと推定された。
以上示した研究成果は、軟骨マトリックスのプロテオグリカン,コラーゲンに関する機能を示すもので、関節炎,関節症におけるマトリックス成分の変性,崩壊機序を考える上できわめて重要な示唆を与えるものである。

報告書

(1件)
  • 1986 研究成果報告書概要
  • 研究成果

    (8件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (8件)

  • [文献書誌] Takashi Ohota: Vascular Surgery. 18. 119-126 (1984)

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      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1986 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Masanao Ikeda: Angiology. 35. 245-251 (1984)

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      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1986 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Masahiro Kobayakawa: Collagen Rel.Res.5. 137-147 (1985)

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      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1986 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Hiroshi Shigeno: Nagoya J.Med.Sci. 47. 113-120 (1985)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1986 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Takashi Ohta: "Cystic adventitial degeneration of the ilio-femoral artery and vein" Vascular Surgery. 18. 119-126 (1984)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1986 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Masanao Ikeda: "Compression syndrom of the popliteal vein and artery caused by popliteal cyst" Angiology. 35. 245-251 (1984)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1986 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Masahiro Kobayakawa: "Abnormal collagen fibrogenesis in epiphyseal cartilage of CMD (Cartilage Matrix Deficiency)mouse" Collagen Rel.Res.5. 137-147 (1985)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1986 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Hiroshi Shigeno: "Glycosaminoglycan in liver and spleen of casein-induced experimental amyloidosis of mice" Nagoya J.Med.Sci. 47. 113-120 (1985)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1986 研究成果報告書概要

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公開日: 1987-03-31   更新日: 2025-11-20  

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