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パーリ言文献のコンピューター処理の方法について

研究課題

研究課題/領域番号 60510017
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 印度哲学
研究機関武蔵野女子大学

研究代表者

田中 教照  武蔵野女子大学, 教授 (20105935)

研究期間 (年度) 1985 – 1988
研究課題ステータス 完了 (1988年度)
配分額 *注記
1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
1987年度: 200千円 (直接経費: 200千円)
1986年度: 200千円 (直接経費: 200千円)
1985年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
キーワードパーリ語文献 / データの検索法 / 索引作成法 / INFORMIX / Vibhanga / Vibhanga-atthahkath# / パーリ文献 / Vibhanga-atthakatha / データベース研究 / パソコンによる文献索引作成法
研究概要

パーソナルコンピュータに市販のデータベース用ソフトウェア『INFORMIX』(アスキー社)を用いて, パーリ語文献(今回はVibhangaとVibhangaatthakath#)の有効なデータベース化について研究した. 研究は主に, 入力方法と検索方法とINDEX作成方法について検討した.
入力方法については, 現存のテキストをそのままの形式で入力保存することを原則とした. 従って, テキストの頁・行を単位として入力する方法を採り, パーリ語の文単位や単語単位の入力法にしなかった. これは, 現テキストのレファランスがデータベースにおいても可能とするためである. 入力文字については, パーリ語のローマ字表記が現存のJIS規格キーボードでは不足するので, その点を, 長音表記は単音二語に置換するなど工夫した. 外字作成法は入力タッチも複雑になるので採らないことにした.
データの検索法については, 『INFORMIX』の出力形式を自由設定するプログラム, ACEを用いて, 指定する言名, 章名, 頁行, 本文を自由に検索するよう, エディタを用いて "KENSAKU"という構文を作成した. これによって, テキストの頁のレファランスも可能であるし, 同時に単語の用例検索, パラレルパッセジの検索も容易になった.
INDEXの作成法については, 保存されたテキストをそのまま使ってINDEXを直ちに作る方法を考えたINDEX作成には, 一単語ごとの入力が一番よいが, それは, 入力データの再活用が出来ないので採らなかった. ワイルドカードを用いた, 単語の検索によって得られた単語と頁行を一時ファイルに納め, そのファイルから単語順に並べて取り出す方法と採ることにした. 但し, 単語順は, パーリ語の単語順に出来ないので, 単語を置換せねばならない. また, すべての単語の検索を自動化するところまで至っていない. これらの点は今後の課題である.

報告書

(3件)
  • 1988 研究成果報告書概要
  • 1987 実績報告書
  • 1986 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 田中教照: 武蔵野女子大学紀要. 第23巻. (1989)

    • 関連する報告書
      1988 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 田中 教照: 武蔵野女子大学紀要第24号. 24-29. (1989)

    • 関連する報告書
      1987 実績報告書
  • [文献書誌] 田中 教照: "合本『分別論』『分別論註』" (1988)

    • 関連する報告書
      1987 実績報告書

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公開日: 1987-03-31   更新日: 2016-04-21  

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