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ソフトウェア作成時のエラー意味分析と高信頼化技法に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 60550265
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 情報工学
研究機関大阪大学

研究代表者

鳥居 宏次  阪大, 基礎工学部, 教授 (10172222)

研究分担者 東野 輝夫  大阪大学, 情報処理教育センター, 助手 (80173144)
工藤 英男  大阪大学, 情報処理教育センター, 助手 (60133146)
杉山 裕二  大阪大学, 基礎工学部, 講師 (50116050)
藤井 護  大阪大学, 基礎工学部, 助教授 (00029464)
谷口 健一  大阪大学, 基礎工学部, 教授 (00029513)
研究期間 (年度) 1985 – 1986
研究課題ステータス 完了 (1986年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1986年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1985年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
キーワードソフトウェア・メトリクス / ツール / バグ数 / ソフトウェア設計法 / プログラム作成能力
研究概要

1.ソフトウェアの開発過程において、プログラマがソフトウェア・メトリクスを積極的に活用できるような環境を提案した。その環境は、メトリクスに必要なデータを自動的に収集することのみを目的とするのではなく、収集したデータとメトリクスの分析結果をプログラマにフィードバックすることで、ソフトウェアの信頼性と品質を向上させることを目的としている。
2.ソフトウェア・メトリクス環境の一部として、データ収集システムおよび収集データの解析ツールを作成した。収集システムとしてはテキストの履歴や、プログラマの作業状況を記録するものを、データ解析ツールとしては収集データを見やすく出力・表示するためのものを作成した。
3.上記2のシステムを用い、学生のプログラム開発過程のデータを収集した。そのデータに対して、ソフトウェアの信頼性モデルを適用し、学生実験のようなプログラム開発過程の初期段階に対して信頼性モデルの適用の有効性について検討した。
4.プログラミングにおける設計作業の内容を実験により定量的に見直し、設計における本質的な項目を明らかにする試みを行った。(1)初期基本設計と最終ソースコードの品質の関連について解析した。(2)同一課題のプログラムを、自己流に作成した場合と、複合設計法を見本に作成した場合とを比較して、その設計法の効果を解析した。(3)プログラム作成過程を詳細設計とコーディングに分け、互いに他人の設計書に基づいてコーディングさせ、設計とソースコードの品質の関係を調べ、設計書に必要な内容を考察した。
5.ソフトウェアの生産性や品質に大きな影響を与える「プログラマの能力」を定量的に評価する尺度を提案した。この尺度はエラー寿命の総和をもとにプログラマの能力を定量化している。

報告書

(1件)
  • 1986 研究成果報告書概要
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 松本健一: 情報処理学会論文誌.

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1986 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Matsumoto, Kenichi: "A Measure of Programmer's capability" Transactions of Information Processing Society of Japan.

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1986 研究成果報告書概要

URL: 

公開日: 1987-03-31   更新日: 2016-04-21  

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