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応力拡大係数制御下における腐食疲労強度に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 60550305
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 船舶構造・建造
研究機関横浜国立大学

研究代表者

石塚 鐵夫 (石塚 鉄夫)  横浜国立大学, 工学部, 助手 (50017927)

研究期間 (年度) 1985 – 1987
研究課題ステータス 完了 (1987年度)
配分額 *注記
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1987年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
1986年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
1985年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
キーワード腐食疲労 / 亀裂伝播 / 応力拡大係数 / 亀裂開口変位 / 腐食疲労亀裂伝播速度 / 腐食生成物
研究概要

海水を模擬した3%塩水中での鋼の疲労亀裂伝播挙動を調べるため, 亀裂伝播速度に依存する応力拡大係数制御の疲労試験を行った. 特に, 腐食疲労亀裂伝播寿命に及ぼす応力繰返し速度と海水温度の影響について検討した. その結果を要約すると次のようになる.
1)塩水中における疲労亀裂進展の減速または停滞現象が生じたが, その時に腐食生成物によるくさび効果に起因すると思われる亀裂開口荷重の上昇(ΔKepp)の減少がみられた. そのため, ΔKを一定に保っても亀裂伝播速度は一定とならず, 見かけ上, Parid則は成立しない. 疲労亀裂伝播にParis則を適用するにはΔkではなく, 時々刻々のΔkeppを用いねばならない.
2)応力比を高くする(SS41では0.4以上, SM50B材では0.5以上)ことによって, ΔkeffをΔkとみなしうる.
3)応力繰返し速度と温度の影響は顕著であり, たとえば, SS41材ではΔk=24.8MMa√<m>, f=0.5Hg, T=60°Cの条件で, 大気中の伝播速度の7倍も早くなることが観察された.

報告書

(2件)
  • 1987 研究成果報告書概要
  • 1986 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 板垣浩: 日本造船学論文集,第160号. 529-537 (1986)

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書

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公開日: 1987-03-31   更新日: 2016-04-21  

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