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地域医療施設計画のための発生患者数予測方法に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 60550413
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 建築計画・都市計画
研究機関筑波大学

研究代表者

栗原 嘉一郎  筑大, 芸術学部, 教授 (70015957)

研究分担者 冨江 伸治  筑波大学, 芸術学系, 助教授 (10015985)
谷村 秀彦  筑波大学, 社会工学系, 教授 (40111356)
研究期間 (年度) 1985 – 1986
研究課題ステータス 完了 (1986年度)
配分額 *注記
2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
1986年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
1985年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
キーワード医療施設 / 地域医療 / 施設計画 / 患者数予測 / 医療圏 / 受療圏 / 病類別患者発生率 / 診療圏
研究概要

1.研究目的:地域医療施設計画のために、発生患者数を決める要因について、人口構成・地域特性等との関係から明らかにするとともに、そこから得られた推定要素を用いて、任意の地域を医療圏(計画単位としての圏域)として設定した場合に、想定すべき患者数予測方法を示すこと。
2.得られた知見・成果
(1)患者発生率は年齢階層による差が最も大きく、ある地域内の発生患者数を推定するには、その地域内の人口年齢構成を最も重視すべきである。
(2)医療施設で受療する患者の発生率は、医療施設の整備水準の影響を受け、医療施設においても供給が需要を換起する現象が認められた。
(3)病類によって受療圏/診療圏が異なり、上記(2)に関連して発生患者数の予測は地域の医療圏を設定したうえで求めるのが、計画のためによく対応したものとなることが確認された。
(4)病類別・人口階層別の患者発生率を求め、年齢階層によって発生病類が特徴的であることを示した。
(5)病類別ならびに年齢階層による受療圏/診療圏について考察し、両者によるそれらの広がりには特徴的な傾向を示すことを明らかにするとともに、地域内でその状態を示す方法について検討した。
(6)なお、発生患者数と地域特性等との関係に関しては、種々の要素について考察を試みたが、上記(1)(2)に匹適するほど影響を与える要素は見つからなかった。従って、発生患者数予測は人口年齢構成と医療施設の整備水準を主たる要素として、受療圏/診療圏を想定して医療圏を定めたうえで、推定を行うのが有効と考えられる。

報告書

(1件)
  • 1986 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 栗原嘉一郎,谷村秀彦,冨江伸治,他: 日本建築学会大会学術講演梗概集.

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書
  • [文献書誌] 栗原嘉一郎,谷村秀彦,冨江伸治,広川協一,他: 地域施設計画研究.

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書

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公開日: 1987-03-31   更新日: 2016-04-21  

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