研究課題/領域番号 |
60550501
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
金属材料
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
木村 久道 (1986) 東北大, 金属材料研究所, 助手 (00161571)
木村 博 (1985) 東北大学, 金属材料研究所, 助手
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研究分担者 |
木村 博 防衛大学校, 機械工学教室, 助教授 (80150259)
増本 健 東北大学, 金属材料研究所, 教授 (20005854)
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研究期間 (年度) |
1985 – 1986
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研究課題ステータス |
完了 (1986年度)
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配分額 *注記 |
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
1986年度: 300千円 (直接経費: 300千円)
1985年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
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キーワード | アモルファス / 金属基複合材料 / 粘性流動 / 加圧焼結 / 圧密化連度 / Embritllements |
研究概要 |
サブミクロンのWC粒子を分散させたアモルファスパラジウム系複合材料のリボン試片のガラス化温度近傍での粘性挙動をクリープ試験機により調べた。粘性流動から求めた粘性係数はWC粒子体積率とともに増大し、修正したアインシュタイン則に従うことがわかった。 同時に油圧式真空ホットプレス装置を用いてパラジウム系アモルファス複合粉末を加圧焼結する実験を行った。 加圧焼結は多段圧縮方式を採用し粉体の圧密化連度、すなわち緻密化過程でのみかけのプロセス粘性を導出した。 プロセス粘性率はWC粒子体積率とともに増大し、試験片の粘性率と、1対1の相関関係が得られた。 以上の結果からアモルファス粉末の加圧焼結時の稠密化プロセスを支配している機構は粘性流動であることがわかった。
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