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感染細胞中のイネ萎縮ウイルス核酸の検出と定量に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 60560041
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 植物保護
研究機関北海道大学

研究代表者

上田 一郎  北海道大学, 農学部, 助教授 (10113523)

研究期間 (年度) 1985 – 1986
研究課題ステータス 完了 (1986年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1986年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1985年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
キーワードイネ萎縮ウイルス / CDNAクローニング / 塩基配列
研究概要

1.イネ萎縮ウイルスゲノムを抽出精製して、更にポリアクリルアミドゲル電気泳動でセグメントの9と10を分離した。2.分離したセグメント9と10よりdscDNAを合成し、これを大腸菌のプラスミドPBR322のPst【I】部位に組込んだ。この組換体で大腸菌HB101をトランスフォームしてcDNAクローン11個を得た。3.これらクローンは、セグメンド9と10のcDNAを各々5個、3個を含んでいた。クローンの最長はセグント9と10で各々1350,1450ヌクレオチドであった。4.更にイネ萎縮ウィルスのmRNAからもcDNAを合成し、セグメント10と反応するクローン3個を選抜した。5.得られたクローンよりセグメント10番の制限酵素地図を作成した。その結果Hind【III】,BamHI,SacI,SalI,ALuI,Sau3Aの切断部位を確認した。6.得られたクローンをこれら制限酵素で切断してM13ファージでサブクローニングした。7.サブクローンを用いてセグメント10の全塩基配列を決定した。8.クローンの制限酵素切断片を用いてプライマーとし、RNAの塩基配列を直接決定した結果から、クローンは5′末端を完全に含んでいた。9.これらクローンは、今後感染細胞中のイネ萎縮ウイルス核酸の検出や+と-鎮の識別に有効なプローベとなる。

報告書

(1件)
  • 1986 研究成果報告書概要
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Uyeda I., Matsumura, T., Sano, T., Ohshima, K., and Shikata, E.: "Molecular cloning and nucleotide sequence of ricedwarf virus S 10 RNA"

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1986 研究成果報告書概要

URL: 

公開日: 1987-03-31   更新日: 2016-04-21  

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