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成長制御による桑器官の機能性向上に関する基礎的研究

研究課題

研究課題/領域番号 60560061
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 蚕糸学
研究機関東京農工大学

研究代表者

久野 勝治  東京農工大学, 農学部, 助教授 (70092484)

研究期間 (年度) 1985 – 1987
研究課題ステータス 完了 (1987年度)
配分額 *注記
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
1987年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
1986年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
1985年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
キーワードジベレリン / モルファクチン / TIBA / ブラシノライド / 光合成 / 〓量成長 / 無機元素 / クロロフィル / CCC / B-995 / 発育 / 組織
研究概要

シベレリン(GA)はごく初期の生育を促進する. しかし, 生育後では下位葉の支合成態の低下が著しく, 〓〓生長の低下がおきる場合がある.
TIBAは上葉中の気孔密度を高くし, 葉厚も厚くなって, 光合成速度も生育前半には高まる傾向を示したが, 板桑の伸長, 葉面積の拡大は抑制された. 伐採後の新生器官の生長を促進した.
モルファクチン処理では先端葉が癒着などの奇形葉を生じた. モルファクチン処理には葉肉組織がまばらになるにも拘らずクロロフィル〓は増加する傾向を示した. 桑葉中のカリウム濃度は低下し, 亜鉛濃度は上昇していた.
B-995は伐採後の新生器官の再生生長に対して著るしい抑制効果を示した.
ブラシノライドは生育初期の処理で軽量生育を促進した.
モルファクチン, ゲラシノライドとも桑葉中のカリウム濃度は低下させる一方, Zn濃度も上昇させる傾向を示した.
β-995, ブラシノライドとも桑の肥大生長を促進する傾向を示した.
モルファクチン, グラシノライドともにK欠乏, Zn過剰が引き起こされ易い土壌条件では障害をもたらすと考えられるので使用には注意を要する.

報告書

(2件)
  • 1987 研究成果報告書概要
  • 1986 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] 久野勝治: 日本蚕糸学会講演要旨集. 55. 13 (1984)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1987 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 久野勝治: "生長制御による桑器官の機能向上に関する基礎的研究-研究成果報告書" 多摩タイプ印刷株式会社, 15 (1988)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1987 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] "Effects growth substances on the photosynthetic activities of mulberry leaves in the late autumn." Report, Associ, gap. Sericult.55. 13 (1984)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1987 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 久野勝治: 日本蚕糸学会関東支部例会報. 38. (1987)

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書

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公開日: 1987-03-31   更新日: 2016-04-21  

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