研究課題/領域番号 |
60560231
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
農業経済学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
森島 賢 東大, 農学部, 教授 (50113634)
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研究分担者 |
松原 茂昌 石川県農業試験場, 企画経営部, 部長 (70273886)
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研究期間 (年度) |
1985 – 1986
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研究課題ステータス |
完了 (1986年度)
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配分額 *注記 |
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
1986年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1985年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | 米需要 / 畜産物需要 / 家計調査 / 重回帰分析 / 年令別性別食料需要 |
研究概要 |
米と主な畜産物について消費者1人当り需要量を年令別・性別に推計した。対象年次は昭和54年と58年とで、資料は総理府「家計調査」の個表、推計モデルは重回帰モデルである。その結果、次のことが分った。 1.米の需要量は、青少年期ではほとんど変化はないが、20〜30才代の女子では激しく減少している。 2.牛肉の需要量は、男女とも各世代で増えている。 3.豚肉は、男女とも各世代で需要量の変化はあまりみられず、需要はこの4年間かなり安定していた。 4.鳥肉の需要量は、男女とも若い世代で増えている。 5.ハムの需要量は、青少年期では減っているものの20才代後半より高年の男子では増えている。 6.ソーセージの需要量は、男女とも各世代で増えているが、ことに20〜30才代の男女および高年令の男子では大幅に増えている。 7.ベーコンの需要量も、男女とも各世代で増えているが、20〜30才代の男子で大幅に増えている。 8.牛乳の需要量は、全体としては停滞ぎみであるが、40才代より高年の女子および60才代より高年の男子では増えている。 9.粉ミルクの大半は乳児期に需要されているが、この世代ではこの4年間若干増加している。 10.バターとチーズは30〜40才代の女子で相変わらず大量に需要されている。 11.鶏卵は、男女とも各世代で安定した需要を持っている。
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