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外科的重症疾患におけるエネルギー基質の選択に関する実験的および臨床的研究

研究課題

研究課題/領域番号 60570603
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 外科学一般
研究機関帝京大学

研究代表者

小林 國男 (1986)  帝京大, 医学部, 助教授 (80082147)

小林 国男 (1985)  帝京大学, 医学部, 助教授

研究分担者 鈴木 宏昌  帝京大学, 医学部, 助手 (00187759)
横尾 直樹  帝京大学, 医学部, 助手 (90191494)
長谷部 正晴  帝京大学, 医学部, 講師 (00082264)
研究期間 (年度) 1985 – 1986
研究課題ステータス 完了 (1986年度)
配分額 *注記
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1986年度: 300千円 (直接経費: 300千円)
1985年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
キーワード外科侵襲 / エネルギー代謝 / 高カロリー輸液
研究概要

昭和60年度に引き続き、62年2月までに下記の実験を行なった。
盲腸結紮,穿刺により作成した腹膜炎犬を4群に分け、腹膜炎作成直後より次の4通りの組成の高カロリー輸液(すべて等熱量,等室素量)を行なった。すなわち、非蛋白エネルギー源としてのグルコースと脂肪乳剤の配合比を、カロリー比として、10:0(D100),8:2(D80),5:5(D50)2:8(D20)の4通りの組成とした。以上の4群において、先ず間接熱量測定を行ない、得られたエネルギー消費量の1.5倍量のカロリーを、腹膜炎作成手術直後より持続投与し、48時間後に再度間接熱量測定を行なった後、肝組織(フリーズクランプ法による) 動脈血、24時間尿を採取した。
種々の指標を分析した結果、現在のところ以下の知見を得ている。
1.48時間後の生存率は約20%で、各群は、D100>D80>D50>D20の関係にあった。
2.エネルギー消費量の手術前後の増加率は、20-40%の範囲にあり、4群間に差はなかった。
3.48時間後の呼吸商は、D100>D80>D50>D20であった。
4.IRIは、D100で著増したが、他の3群では軽度上昇に留まった。
5.IRGは、D50,D20で、他群より高値をとった。
6.肝Energy ChargeはD100>D80>D50>D20の結果を示し、D50,D20では、critical levelにまで低下した。
7.動脈血中ケトン体比は、D50,D20で低値をとった。
8.窒素平衡は、D80で、最も良い傾向を示した。

報告書

(1件)
  • 1986 研究成果報告書概要
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 横尾直樹: JJPEN.

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1986 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] YOKOO, NAOKI: "THE EFFECTS OF FAT EMULSIONS IN SEPTIC DOGS" THE JAPANESE JOURNAL OF SURGICAL METABOLISM AND NUTRITION.

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1986 研究成果報告書概要

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公開日: 1987-03-31   更新日: 2016-04-21  

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