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ターミナル・ケアに関する教育方法の研究

研究課題

研究課題/領域番号 60571113
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 看護学
研究機関聖隷学園浜松衛生短期大学

研究代表者

原 義雄  聖隷学園浜松衛生短期大学, 成人看護学, 教授 (70149483)

研究分担者 原田 千代子  聖隷学園浜松衛生短期大学, 成人看護学, 助手 (20156508)
和田 清子  聖隷学園浜松衛生短期大学, 成人看護学, 講師 (30132236)
木桧 路子  聖隷学園浜松衛生短期大学, 成人看護学, 講師 (00123307)
別役 君江  聖隷学園浜松衛生短期大学, 成人看護学, 講師 (80123313)
千原 明  聖隷学園浜松衛生短期大学, 成人看護学, 教授 (90155309)
研究期間 (年度) 1985 – 1987
研究課題ステータス 完了 (1987年度)
配分額 *注記
1,350千円 (直接経費: 1,350千円)
1987年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
1986年度: 300千円 (直接経費: 300千円)
1985年度: 650千円 (直接経費: 650千円)
キーワードターミナル・ケア / 生の質 / 実習の目的 / 実習期間 / 疼痛のコントロール / 家族ケア / ホスピス / 対人関係の発展 / ホスピス看護実習の目的; / ホスピスでの実習期間; / 死へのプロセス; / 疼痛の人格への影響; / 病名告知の是非; / 死の段階における希望; / ターミナル・ケアでの家族の重要性; / 違和感のない人間関係
研究概要

1.調査を短時間で集計するため, マークカード方式によるアンケート集計システムを作成した. 2.患者のニード調査から明らかになったこと(1)患者はホスピスが必要であることを強く感じていること. (2)ホスピスではなるべく日常的な家庭の生活に近い過ごしかたができるように希望している. (3)疼痛のコントロールが生の質を高める大きな要素となっている. 3.実習で学生が学んだ状況を分析して次のように教育内容を構成した. (1)講義の目的(1)末期患者がおかれている社会的背景を理解し生の質を高めるケアのあり方を学ぶ. (2)看護者としての自分の心が患者に与えることの意味を学ぶ. (3)患者と看護者が共に生きるとはどういうことかを学ぶ. (4)ターミナル・ケアにおける役割を考える. (2)教科内容の構成(1)ホスピスの必要性(2)死へのプロセスと各段階でのケア(3)ただそばに居ることの意味(4)疼痛のコントロールの方法(5)希望を持ち続けることの重要さ(6)病名告知の時期を判断する要因となること(7)人間的交流の重要性(8)宗教の役割と意義(9)癌以外のターミナル・ケアの必要性とケアの形態 4.(1)実習目標(1)癌患者を対象として, 残された生の質を高めるためのケアのすすめ方を考える. (2)疼痛のコントロールの重要性を理解する. (3)患者と家族を一体としたケアの必要性を理解する. (4)看護する側である自分の態度や関わり方を重視し, 人間関係を深め発展させる. (2)実習方法(1)期間は3〜6週間とする. (2)ホスピスと一般病棟, 地域ケアを含めて実習場とする. 5.今後の展望(1)我国の現状から一般病棟でのターミナル・ケアは不可欠である. 実習方法で特に注意すべき点は, 癌末期という状況では目標を達成するために学生をいそがせるような指導をしてはならないことである. (2)ターミナル・ケアを必要としている患者は癌患者以外でも多く, ケアの場もホスピスだけではなく, 一般病棟, 地域ケアと多様な形態を取り入れ開拓していく必要がある.

報告書

(2件)
  • 1987 研究成果報告書概要
  • 1986 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 別役君江他: 聖隷学園浜松衛生短期大学紀要. 12. (1989)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1987 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Kimie,Bscchaku: "Promotion to the quallty of llfie in termianl care" Thr annual Report of studles (Selrei Gkuen Junior Coilege of Nusing). 12. (1989)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1987 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 別役君江: 聖隷学園浜松衛生短期大学紀要. 10. (1987)

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書

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公開日: 1987-03-31   更新日: 2018-02-02  

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