研究課題/領域番号 |
60580254
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
科学教育
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研究機関 | 国立教育研究所 |
研究代表者 |
梅埜 國夫 国立教研, その他, 研究員 (00132689)
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研究分担者 |
猿田 祐嗣 国立教育研究所, 科学教育研究センター, 研究員 (70178820)
下野 洋 国立教育研究所, 科学教育研究センター, 地学教育研究室長 (30142631)
富樫 裕 国立教育研究所, 指導普及部, 指導室長 (40141981)
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研究期間 (年度) |
1985 – 1986
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研究課題ステータス |
完了 (1986年度)
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配分額 *注記 |
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1986年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1985年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | 中等教育 / 生物教育 / ミニマム・エッセンシャルズ / アンケート調査 / 高等学校 |
研究概要 |
我が国の理科教育は一般に、1960年代にアメリカで設立されたPSSC・BSCSなどのプロジェクトの影響を強く受けて今日に至っている。ところが、これらのプロジェクトは、もともと大学に進学して科学技術を専攻する者を対象としていたので、一般生徒にとって必ずしも適切だとは言えないという批判が出てきている。その影響を受けた我が国の理科教育も、当然同様な欠点が認められる。 そこで、本研究では、今後の我が国における生物教育のあり方を模索し、国民的教養としての生物教育では、何をどこまで教えるべきであるか、ミニマム・エッセンシャルズは何かを追求しようとした。なお、当面は、対象を高等学校段階に限った。 1.上記の研究者4名のほかに、教育センター所員および高校教諭6名を加えて、10名の研究チームを組んだ。 2.日本と先進諸外国の教科書の内容を分析し、我が国の高校生物教育の内容として考えられる項目を455項目リストアップした。 3.上記のリストをもとにして、高校生物教育の具体的内容についてのアンケートを作成した。 4.大学教授,教育センター所員,高校教諭等合計808名に対して、アンケート調査を行った。 5.アンケートの回答の一次集計は終ったが、これをもとにして、ミニマム・エッセンシャルズの試案を作成することは、今後に残された。 6.将来は、中学校・小学校レベルについても研究を進めたい。
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