研究課題/領域番号 |
60810001
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研究種目 |
試験研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
美術史
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研究機関 | 東京国立文化財研究所 |
研究代表者 |
宮 次男 東文化財研, その他, 研究員 (10000449)
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研究分担者 |
米倉 迪夫 東京国立文化財研究所, 情報資料部文献資料研究室, 室長 (70099927)
三輪 英夫 東京国立文化財研究所, 美術部第二研究室, 室長 (60124195)
鶴田 武良 東京国立文化財研究所, 情報資料部写真資料研究室, 室長 (60000460)
関口 正之 東京国立文化財研究所, 美術部第一研究室, 室長 (60000452)
柳澤 孝 東京国立文化財研究所, 美術部, 部長 (90000447)
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研究期間 (年度) |
1985 – 1986
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研究課題ステータス |
完了 (1986年度)
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配分額 *注記 |
17,500千円 (直接経費: 17,500千円)
1986年度: 3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
1985年度: 14,000千円 (直接経費: 14,000千円)
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キーワード | 美術史学 / データベース / 美術史 / 情報処理 |
研究概要 |
本研究は美術史における学術的データベースの構築に関わる諸条件の調査、目標とすべきシステム像の探究を通じて、電算機を用いた日本東洋美術史における多角的情報処理システム作成のための基礎的研究を行うことを目的とする。 美術史学支援データベースの内容としては、第一次資料である「作品」を中心として、「写真資料」「史料」「文献」等のデータフィールドを想定することができるが、これらを有機的な構造をもつデータベースとして構築するためには、各々のデータフィールドの特性を把握する事が重要であると同時に、それらの間の有機的な関係に対する認識が不可欠である。研究の目的を具体化するにあたって上記データフィールドの中から、「文献」データベースの構築を課題として設定し、各データフィールドへの多様なアプローチを可能にする検索手段としての索引語の作成をも課題として設定した。 本研究は上記の目的と設定された課題の下に、既存のデータベースの稼動状況調査、ハードウェアの選定等を経て、1)システム設計 2)データ収集3)サンプルデータベース作成 4)キーワード辞書の作成を行ったが、初年度はサンプルデータとして戦後刊行された主要な美術全集所載文献を選び、データの収集、データの入力を行い、データ処理実験を行ったが、最終年度はこの実験に基づいて学術雑誌に掲載される美術史「文献」のデータベース作成にあたった。これにより六千件の文献書誌データと文献内容に即したキーワードの入力を終えた。ここで収集されたキーワード群は、美術史学における各データフィールドへの入口を形成する「索引語」の基礎となるべきものである。
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