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心理学ラボラトリネットワークによるソフトウェア統合法について

研究課題

研究課題/領域番号 60810003
研究種目

試験研究

配分区分補助金
研究分野 心理学
研究機関東京大学

研究代表者

山本 豊 (山本 豐)  東大, 文学部, 助手 (40134423)

研究分担者 石口 彰  東京大学, 文学部, 助手 (10184508)
津崎 実  東京大学, 文学部, 助手 (60155356)
市川 伸一  埼玉大学, 経済短期大学部, 助教授 (70134335)
苧阪 直行  追手門学院大学, 文学部, 助教授 (20113136)
中谷 和夫  東京大学, 文学部, 助教授 (00026816)
研究期間 (年度) 1985 – 1986
研究課題ステータス 完了 (1986年度)
配分額 *注記
3,900千円 (直接経費: 3,900千円)
1986年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
1985年度: 3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
キーワードコンピュータ・ネットワーク / PLANET / パーソナル・コンピュータ / ラボラトリ・ネットワーク / 電子メイル
研究概要

本研究の主要な成果は、ラボラトリ・コンピュータのペーパー・ネットワークとして、PLANETの続刊と、「心理学におけるコンピュータ利用に関する調査」を無作為抽出した心理学研究者に対して行ったことと、実際に国の内外の研究者の間でコンピューター・ネットワークを介して情報交換を行い、そのメリットと問題点を明らかにし得たことである。
昭和60年度に行った調査は、PLANETに投稿したことのある研究者や、その他のパーソナル・コンピュータを使用している研究者187名に対して郵送法で行い、66%の回収率を得た。分析の結果は心理学評論Vol.28.no.3に掲載した。昭和61年度の調査は無作為抽出で無回答に対する督促を行わなかったので、回収は280/800になった。そのうち223名が自分で直接コンピュータを操作している研究者であった。集計の結果はPLANET7号に掲載してある。概観すると、コンピュータ使用者の84%がパソコンをデータ処理等に用いているのに対し、大型機をデータ処理に用いるのは33%、ミニコンは7%である。最近の顕著な傾向として、パソコンを和文ワープロとして用いているのが79%、英文ワープロとしてが53%である。プログラミングについては22%が自分でプログラムを作っていないと答えている。コンピュータ・ネットワークの必要性は全回答者の82%が認めているが、使用経験者はまだ12%である。
PLANETはペーパー・ネットワークとしての機能を十分に果たしたと言ってよい。次は実際に電子ネットワークに載せる段階であると考えねばならない。研究期間中に在外研究のため代表者交替があったが、米国でネットワークを体験し、日本との間でも交信を活用することが出来て、メリットの評価と問題点の理解に資するところがあった。

報告書

(2件)
  • 1986 研究成果報告書概要
  • 1985 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 市川伸一,中谷和夫,苧阪直行: 心理学評論. 28. 309-328 (1985)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1986 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Shin'ichi Ichikawa, Kazuo Nakatani and Naoyuki Osaka: "How Psychologists Are Using Personal Computers: The Results of the Investigation in Decenber,1985" Japanese Psychological Review. 28. 309-328 (1985)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1986 研究成果報告書概要

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公開日: 1987-03-31   更新日: 2016-04-21  

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