研究分担者 |
河野 通雄 神戸大学, 医学部, 教授 (60030938)
水谷 優 名古屋市立大学, 医学部, 助手 (60200002)
伴野 辰雄 名古屋市立大学, 医学部, 講師 (50117850)
大場 覚 名古屋市立大学, 医学部, 教授 (80115469)
田内 胤泰 名古屋市立大学, 医学部, 助手 (10154725)
丹羽 幸吉 名古屋市立大学, 医学部, 助手 (30172737)
三村 三喜男 名古屋市立大学, 医学部, 講師 (70128677)
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研究概要 |
胸部MRI画像において, nan cardiac triggering,non respiratory triggering,non respiratory gatingの場合は, motion artifactが多く, 臨床応用上有用性が少ないことが判明した. 胸部MRI画像においては, cardiac triggering and respiratory gatingが, motion artifactを軽減させ良質の画像を得るための望ましい方法であることがわかった. 呼吸運動の解析の結果, reepiratory gatingは, 呼気レベルでgatoをかけるのがのぞましいことが判明した. respiratory gatingをおこなう装置としてわれわれが開発したエアージャケットによるrespiratory gating装置は, 胸部, 腹部の呼吸運動を総合的に信号化できる点に有利な点があり, 臨床応用の結果, motion artifact軽減のために有用なものであることが示された. しかしながら, まだ改良すべき点として, 被検者が装着するのに少し手間がかかることと, これを装着したまま撮像する際, 精神的な圧迫感をもたらす可能性があることである. この点, ルーチンワークにおいいも容易にとり入れられる装置に改良する必要があり, 特に重症患者に対しても簡便に適用できる装置に改良できれば良いと考えている.
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