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テレメーターによる酸素摂取量連続測定システムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 60880017
研究種目

試験研究

配分区分補助金
研究分野 体育学
研究機関名古屋大学

研究代表者

宮村 実晴  名大, 国立大学(その他), 教授 (40019576)

研究分担者 桜井 伸二  名古屋大学, 総合保健体育科学センター, 講師 (20144173)
島岡 清  名古屋大学, 総合保健体育科学センター, 講師 (60109361)
池上 康男  名古屋大学, 総合保健体育科学センター, 講師 (60092988)
研究期間 (年度) 1985 – 1986
研究課題ステータス 完了 (1986年度)
配分額 *注記
8,000千円 (直接経費: 8,000千円)
1986年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1985年度: 7,000千円 (直接経費: 7,000千円)
キーワードテレメーター / 酸素摂取量 / 身体運動 / エネルギー代謝
研究概要

本研究は、運動の強度や体力あるいは健康の指標となる酸素摂取量(エネルギー代謝量)を知るため、高精度の酸素電極とガス流量計から成る携帯用酸素消費量計(オキシログ)を改良し、酸素摂取量と毎分換気量を連続的に且つ遠隔測定ができるテレメーター(無線搬送)システムを開発することである。」昭和60年度では、オキシログ,較正ガス,マスフローコントローラー,プリンター,FM帯域専用アンテナを購入し、1)各種信号の送信方式と受信後の信号処理方式を決定し、2)送信側に必要なインターフェースを設計・製作し3)送信方式はパルス周波数変調方式とし、4)受信側でプリントアウトできるようにした。そして今回開発した本システム全体の信頼性を確めるため有線方式で本システムで測定した毎分酸素摂取量,毎分換気量とダグラスバッグ法で測定したそれと比較した。その結果、毎分酸素摂取量は2リットル、毎分換気量は約80リットルまでは両者の測定値はよく一致した。
昭和61年度では、今回開発した本システムをスポーツ活動中に応用した。すなわち、健康な成人男女を対象に本システムを用い、硬式テニスの練習およびゲーム,バドミントンの練習およびゲーム,乗馬の練習中の毎分酸素摂取量,毎分換気量,心拍数,呼吸数を1時間から1時間半にわたり連続的に且つ遠隔測定を行なった。その結果、從来ダグラスバッグ法でタイムスタディから求められたそれと比べ、スポーツ活動中の酸素摂取量のピーク値は高く平均値では低かった。また酸素摂取量の変動は、換気量,心拍数および呼吸数の変動ときわめてよく一致することが明らかとなった。

報告書

(2件)
  • 1986 研究成果報告書概要
  • 1985 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 宮村実晴,池上康男,蛭田秀一,池上久子: デサントスポーツ科学. 8. (1987)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1986 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Miyamura,M., Y.Ikegami, S.Hiruta and H.Ikegami: "Development of telemetory system for measuring oxygen uptake during sports." Descente Sports Science. 6. (1987)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1986 研究成果報告書概要

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公開日: 1987-03-31   更新日: 2016-04-21  

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