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悪性腫瘍における臨床データ・染色体所見登録システム確立と腫瘍特異的核型異常の探索

研究課題

研究課題/領域番号 61010054
研究種目

がん特別研究

配分区分補助金
研究機関広島大学

研究代表者

鎌田 七男  広島大, 原爆放射能医学研究所, 教授 (00034629)

研究分担者 務中 昌己  広島大学, 原爆放射能医学研究所, 教授 (80033984)
貞森 直樹  長崎大学, 医学部, 講師 (30039896)
阿部 達生  京都府立医科大学, 教授 (60079746)
桜井 雅温  埼玉県立がんセンター, 化学療法部, 部長 (20025604)
阿部 周一  北海道大学, 理学部附属染色体研究施設, 助手 (80125278)
研究期間 (年度) 1984 – 1986
研究課題ステータス 完了 (1986年度)
配分額 *注記
9,700千円 (直接経費: 9,700千円)
1986年度: 9,700千円 (直接経費: 9,700千円)
キーワード染色体異常 / 白血病 / 悪性リンパ腫 / ATL
研究概要

この班は白血病や悪性リンパ腫の染色体分析を行い、その核型と臨床の主な項目についてデータバンクに登録し、染色体異常と臨床像の相関、新しい特異的核型異常の発見、特異的核型異常の成因探求を目的とし、3年間で500症例について共同作業を行うことを目標にしていた。今年度は白血病157例、ATLなど悪性リンパ腫66症例の蒐集と共同解析が7月に行われ3年間で白血病407例、ATL・悪性リンパ腫138例、計545例の蒐集が行われ、初期の目標数を大きく上廻った。最終的な解析のため、臨床データ,核型データのコンピューターへのin put,白血病・悪性リンパ腫臨床診断確認のための骨髄標本ならびに病理標本の複数の血液学者によるreview,in putデータのチェックなどを8月より行った。主な所見を簡単に記述すると白血病では9/22転座100例,8/21転座41例,15/17転座35例,偽2倍性45例,その他の構造異常31例,数的異常のみ28例,正常核型119例の7群に分類され、生存期間を含む臨床データの比較検討を行い、いくつかの特徴的所見を得た。核型的にはM2白血病で7;11転座,M3で8;17,11;19転座などが新しい異常として見い出された。ATL・悪性リンパ腫138例の解析ではATLで14q32(H鎖遺伝子),14q11(TCRα鎖),6q21(c-myb),+3,-Xなどの異常が多く見い出され、ATLの臨床病型との間に相関が見られた。
特異的染色体異常は臨床診断上、また疾病の成因や病態追求に重要な位置を占めているが、個々の染色体異常における分子生物学的変化の追求がなされており、腫瘍細胞遺伝学は基礎研究とも相俟って今後も益々重要性をおびてくるものと思われる。

報告書

(1件)
  • 1986 実績報告書
  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] Minamihisamatus,M.: Cancer Genetics & Cytogenetics. 19. 345-350 (1986)

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書
  • [文献書誌] 横田昇平: 日本血液学会誌. 49. 1388-1395 (1989)

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書
  • [文献書誌] Kubonishi,I.: Cancer. 58. 1453-1460 (1986)

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書
  • [文献書誌] Sadamori,N.: Cancer Genetics & Cytogenetics. 20. 179-180 (1986)

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書
  • [文献書誌] Sadamori,N.: Cancer. 58. 2244-2250 (1986)

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書
  • [文献書誌] Kamada,N.: Blood.

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書

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公開日: 1987-03-31   更新日: 2025-11-19  

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