研究課題/領域番号 |
61020013
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研究種目 |
自然災害特別研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
大沢 胖 東大, 地震研究所, 教授 (70012888)
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研究分担者 |
角屋 睦 京都大学, 防災研究所, 教授 (00027210)
芦田 和男 京都大学, 防災研究所, 教授 (30027205)
村本 嘉雄 京都大学, 防災研究所, 教授 (50027223)
志賀 敏男 東北大学, 名誉教授 (00005167)
伯野 元彦 東京大学, 地震研究所, 教授 (10016321)
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研究期間 (年度) |
1986
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研究課題ステータス |
完了 (1986年度)
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配分額 *注記 |
52,300千円 (直接経費: 52,300千円)
1986年度: 52,300千円 (直接経費: 52,300千円)
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キーワード | 自然災害 / 気象災害 / 洪水災害 / 海象災害 / 地盤災害 / 地震火山災害 / 地域災害 |
研究概要 |
本研究課題は自然災害に関する研究を強力にかつ計画的に推進させ、得られた成果を社会へ還元することを目的として組織されたものであり、目的達成のためにいくつかの会議と委員会を設けている。まず研究連絡会議を3回開催し、研究促進のための諸方策を審議決定し、その実現に必要な作業を重ねた。61年度は、国内外とも火山災害が多発した年で、海外にカメルーン・ニオス湖災害について突発災害調査団を派遣し、国内でも大島噴火をはじめ3件の調査を行い、多くの成果を収めた。災害情報委員会では、昨年度までの検討結果をふまえ、自然災害事象についてのデータバンクの可能性について検討を行った。欧文論文集編集委員会も2回開き、応募のあった多くの研究論文のうち優れた研究10編を設定して2冊の論文集を刊行した。6つの地区部会はそれぞれ年数回ずつ地区部会を開催し、研究者相互の研究連絡を行うとともに、地区ごとに特色のある自然災害事象につき研究討議を行い、また専門部会と専門分科会においては、専門分野から見た自然災害の研究課題等を検討した。 研究者による研究発表と討論の場としての総合シンポジウムを東北大学において約200名の参加の下に開催し、計画研究と突発災害調査の成果の報告討論を行った。昭和60年3月に終了した6件の計画研究の研究成果を各課題ごとに印刷刊行し、全国の各大学や官庁の関係部局に配布したが、これらは災害原因の究明や防災対策に資するものと期待されている。一方、昭和60年度のこの特別研究で行われた研究成果報告と57〜60年度関係の発表論文集録を印刷し、同様に資料とした。
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