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災害資料の収集とその解析による自然災害事象の研究

研究課題

研究課題/領域番号 61020022
研究種目

自然災害特別研究

配分区分補助金
研究機関京都大学

研究代表者

石原 安雄  京大, 防災研究所, 教授 (60027208)

研究分担者 元田 雄四郎  九州大学, 農学部, 教授 (50038311)
角屋 睦  京都大学, 防災研究所, 教授 (00027210)
高木 不折  名古屋大学, 工学部, 教授 (50023057)
芥川 真知  埼玉大学, 工学部, 教授 (60008878)
佐武 正雄  東北大学, 工学部, 教授 (50005188)
研究期間 (年度) 1986
研究課題ステータス 完了 (1986年度)
配分額 *注記
37,579千円 (直接経費: 37,579千円)
1986年度: 37,579千円 (直接経費: 37,579千円)
キーワード自然災害 / データベース / 災害史 / 資料解析 / 災害調査
研究概要

自然災害の地域的特異性にもとづいて、全国を6地区に分け、各地区に特有な災害について資料を収集し、そのデータベースを構築するとともに、収集した資料を解析して特色ある自然災学事象の研究を行った。すなわち,1.北海道地区では、異常地震動の事例調査と解析,画像解析による豪雪の最大積雪深・流氷の特異の解明,海象災害・地すべり・特異農業災学の資料整理を行った。2.東北地区では、宮城県沖および日本海中部地震に関する資料収集とそのデータベースの構築を行うとともに、都市雪害について資料収集と特性解析と震源資料収集を終結した。3.関東地区では、地盤沈下について地盤・地質・環境等の資料収集と、地盤沈下と宅地造成によって増大する内水氾濫の実態解析を行うとともに、三宅島噴火災害資料の総括を行った。4.中部地区では、土砂の生産・流送とそれに伴う災害事象について、地質学的見地からの長時間スケール,および地盤工学的見地からの数十年スケールの変動事象と災害の資料収集解析とそれらのデータベースを構築した。5.関西地区では、大阪の江戸時代の高潮・津波氾濫資料収集とそのときの外力推定,都市型風水害の解析を行うとともに、崩壊災害の資料収集解析とそれらのデータベースを構築した。6.西部地区では、豪雨による崩災の歴史的資料を収集解析して特性解析を行うとともに、データベース化を計り、さらに、桜島火山災害の資料収集と被災形態の解明を行った。7.研究の総括では、航空写真の利用法とデータベースの活用法について総括し印刷公表し、一方航空写真の充実を計るとともに、収集した災害資料の整理法の統一を促進し、また災害形態の変遷に関する研究会を開催して研究討議を行い、さらに研究成果を印刷公表した。

報告書

(1件)
  • 1986 実績報告書

研究成果

(2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 石原安雄: "災害資料の収集とその解析による自然災害事象の研究ー研究成果総括報告ー" (1987)

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書
  • [文献書誌] 文部省自然災害特別研究自然災害科学資料収集解析研究班: "自然災害研究資料活用の手引き(その2)ーデータベースの現状と情報システムー" 54 (1987)

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書

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公開日: 1987-03-30   更新日: 2016-04-21  

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