研究課題/領域番号 |
61030032
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研究種目 |
環境科学特別研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 電気通信大学 |
研究代表者 |
鈴木 務 電通大, 電気通信学部, 教授 (10017311)
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研究分担者 |
鷹尾 和昭 京都大学, 工学部・電気工学教室, 助教授 (70025964)
広沢 春任 文部省, 宇宙科学研究所, 教授 (50013644)
青木 由直 北海道大学, 工学部・電気工学科, 教授 (90001180)
土屋 清 千葉大学, 工学部・映像隔測研究センター, 教授 (40155403)
松尾 優 京都工芸纎織大学, 工芸部電気工学教室, 教授 (70027738)
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研究期間 (年度) |
1984 – 1986
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研究課題ステータス |
完了 (1986年度)
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配分額 *注記 |
13,000千円 (直接経費: 13,000千円)
1986年度: 13,000千円 (直接経費: 13,000千円)
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キーワード | リモートセンシング / 電波センサ / マイクロ波放射計 / 地中レーダ / 合成開口レーダ / 電波ホログラフィ / 信号処理アンテナ |
研究概要 |
本年度は最終年度となるので前年度までのまとめと応用面の研究を主として行った。研究の推進は電波センサ開発班(A)(B)(C)およびデータ収集と解析班に分かれ、全体的な計画推進と評価を総括班が担当した。 電波センサ開発班:(A)は能動形センサとして符号パルス方式の地中レーダを試作した。符号化により探知能力の増大が確認された。受動形センサとしてビーム圧縮形マイクロ波放射形を試作して太陽放射を観測して理論と一致した結果を得た。(B)は合成開口SARの信号処理とシミュレーション実験により移動体の検出、二次元海洋波浪の画像化、GLCMテキスチャ解析など新しい解析手法を見出すことが出来た。(C)は雪中ホログラフィにより雪中に埋れた物体や遭難者の発見に有用なことが判明した。電波センシングに必要な妨害波除去特性をもつアダプティブアレイの試作、検討も行った。地面や樹木などから電波が反射散乱する基本的現象の解明も行われた。 データ収集と解析班:人工衛星および陸上レーダによりオホーツク海域の流氷の分布、移動の観測を行い、海象の解明や流氷の予測などに効果を挙げた。本土-四国間、東京湾横断など近年大形架橋が行なわれるに伴い附近を航行する船舶レーダに妨害を与える現像が発生するようになった。この電波環境妨害発生のメカニズム解明,予測,対策などの研究が行なわれ、その成果が実際の橋の建設に取入れられた。人工衛星および航空機塔載のSARのデータを解析して海面温度、海上風の観測を行うリモートセンシングのデータ解析を行い日本の衛星MOS-1や計画中のERS-1などのデータ解析モデルの作成が出来た。 これらの研究成果は28件の研究論文として発表され、又は予定となっている。次頁にそれらの一部を記載する
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