研究課題/領域番号 |
61040012
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研究種目 |
エネルギー特別研究(エネルギー)
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
冨永 博夫 東大, 工学部, 教授 (00010760)
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研究分担者 |
荒井 弘通 九州大学大学院, 総合理工学研究科, 教授 (10011024)
小野 嘉夫 東京工業大学, 工学部, 教授 (10016397)
菊地 英一 早稲田大学, 理工学部, 教授 (90063734)
村上 雄一 名古屋大学, 工学部, 教授 (10023029)
乾 智行 京都大学, 工学部, 教授 (60025989)
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研究期間 (年度) |
1986
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研究課題ステータス |
完了 (1986年度)
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配分額 *注記 |
30,000千円 (直接経費: 30,000千円)
1986年度: 30,000千円 (直接経費: 30,000千円)
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キーワード | 合成ガス / イソパラフィン / 芳香族 / ガソリン / ディ-ゼル軽油 / ゼオライト / ZSM-5 / スラリ-法F-T |
研究概要 |
合成ガスからイソパラフィンまたは芳香族成分に富むガソリン,あるいは直鎖パラフィンまたはα-オレフィンを主体とするディ-ゼル軽油をそれぞれ選択的に生産できる、新規な触媒プロセスの創造を目指した。冨永は、ゼオライトの酸性と担持金属の種類(Ru,Pt,Ru-Pt)を変え触媒の各成分の機能を調べ、反応機構を明らかにした。乾は、Ga-,Fe-,Zn-シリケ-トを合成し、改良型F-T合成触媒(Fe-Mu-Ru)を複合化し、高収率でガソリンを得た。岩沢は、ZSM-5の外表面を超薄層の単分子層の【ZrO_2】でコ-ティングした触媒でメタノ-ルからイソペンタンを選択率的80%で合成した。新山は、Coカルボニル系触媒を調製し、オレフィンのホモロゲ-ションやオキソ反応を利用して、炭素数分布やi/n比を変化させ得ることを示した。村上は、PSRA法による分子論的理解に基づいて、触媒の開発を行い、酸化還元性と塩基性とを合わせ持つ希土類酸化物とRu金属触媒を複合化することにより、含酸素燃料合成用触媒設計の要件を明らかにした。八嶋は、HZSM-5触媒がブタンを分解し低級オレフィンをつくって、その重合環化を行い、担時Gaが環状オレフィンを脱水素して芳香族を与えることが分った。藤元は、スラリ-法F-T用Co触媒の細孔径と反応物の拡散過程の関係を反応工学的に検討し、従来より2倍以上活性の高い触媒を得た。内島は、Ruコロイド・ゼオライト触媒を調製し、合成ガス変換反応における複合効果を調べた。御園生は、細孔構造と酸性質を調整した粘土層間化合物にRuを担時した触媒で80%の選択率でガソリンを得た。小野は、Zn-ZSM-5触媒の調整法と反応の操作因子を詳しく検討し、最高約70%の収率で芳香族を得た。荒井は、2成分系複合酸化物担体にCo-Ni合金を担時した触媒を調製し、MnO-【ZrO_2】担体では59%の選択率でガソリンを得た。
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