研究課題/領域番号 |
61040018
|
研究種目 |
エネルギー特別研究(エネルギー)
|
配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 横浜国立大学 |
研究代表者 |
高橋 正雄 横国大, 工学部, 教授 (80017863)
|
研究分担者 |
伊藤 靖彦 京都大学, 工学部, 助教授 (20026066)
吉田 邦夫 東京大学, 工学部, 教授 (70010808)
笛木 和雄 東京大学, 工学部, 教授 (80010750)
吉沢 四郎 京都大学, 名誉教授 (70025758)
高橋 武彦 名古屋大学, 名誉教授 (60022935)
|
研究期間 (年度) |
1986
|
研究課題ステータス |
完了 (1986年度)
|
配分額 *注記 |
3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
1986年度: 3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
|
キーワード | 化学エネルギー / 熱化学サイクル / 水素 / 電気化学的エネルギー変換 / 燃料電池 / 電池による電力貯蔵 / メタノール燃料電池 / レドックスフロー型電池 |
研究概要 |
将来のエネルギー源として重要な「核熱エネルギー」の有効利用を達成するために不可欠な(1)熱エネルギーの有効な輸送・貯蔵の方法とエネルギーの最終消費形熊としてますます比重が大となる(2)電気エネルギーの効率的な変換と貯蔵の方法として、熱および電気の両エネルギーを「化学エネルギー」として変換するための「熱化学」および「電気化学」の両プロセスとそれらを実際に具現化するためのリアクターの開発、機能・装置の両材料の開発を行う。 「熱化学グループ」は熱化学反応3課題、熱化学サイクルプラント3課題、熱化学反応装置材料3課題、エネルギー媒体2課題について3ケ年最終年度としての目標を達成した。 「電気化学グループ」は次世代燃料電池6課題、レドックスフロー型二次電池3課題、メタノール化学エネルギーの有効利用4課題、電気化学エネルギー材料・装置4課題、新型電池3課題について、それぞれ3ケ年最終年度の研究成果を挙げ目標を達成した。 本研究はこれらの研究推進にあたる総括班として、2回の総括班会議(昭和61年7月31日,昭和62年1月31日)を開催し、研究全般の運営と総括・評価の責を果たした。総括班、熱化学、電気化学の各研究代表・分担・協力者52名が昭和61年7月31日〜8月2日、2泊3日の合宿を行い、研究打合せを行うとともに全員の連帯と協力の実を挙げた。本研究班の本年度の研究成果は昭和61年度文部省科学研究費補助金エネルギー特別研究(エネルギー)「化学的エネルギーの研究」成果報告書(本文209ページ)として刊行、関係方面へ配布するとともに、昭和62年1月31日、東京において成果報告会を開催、155名(内訳 本研究班関係55名、班外 大学・官庁、企業関係100名)の参加をえて成果の披露と討議を行った。本研究班は昭和56年度以来、熱化学3件、電気化学4件、別に試験研究1件のベンチスケールテストを行ったことも、本研究の成果が基礎研究に止らず、実用化を目指した工学的な研究であり、目標を達成したことを示すものである。
|