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醗酵によるバイオマスの有効エネルギー化の研究

研究課題

研究課題/領域番号 61040042
研究種目

エネルギー特別研究(エネルギー)

配分区分補助金
研究機関広島大学

研究代表者

福井 作蔵  広島大, 工学部, 教授 (60013299)

研究分担者 清水 祥一  名古屋大学, 農学部, 教授 (00025842)
大井 進  大阪市立大学, 理学部, 教授 (50046950)
児玉 徹  東京大学, 農学部, 教授 (30011901)
藤尾 雄策  九州大学, 農学部, 教授 (90038224)
谷 吉樹  京都大学, 農学部, 教授 (60026424)
研究期間 (年度) 1986
研究課題ステータス 完了 (1986年度)
配分額 *注記
24,200千円 (直接経費: 24,200千円)
1986年度: 24,200千円 (直接経費: 24,200千円)
キーワード遺伝子のクローニング / 澱粉糖化酵素 / セルラーゼ / アルコール醗酵の最適化 / 無蒸煮澱粉の醗酵 / ヒドロゲナーゼ遺伝子のクローニング / 活性汚泥の処理 / メタン醗酵 / 低級炭化水素の微生物生産 / キシラナーゼの構造解析
研究概要

バイオマス、各種廃棄物等を醗酵原料とする生物燃料の効率的生産工程の改良と開発を目指し、ほぼ計画どおりの成果を得た。
(1)各種酵母アミラーゼ遺伝子をクローニングし、アルコール酵母で発現させた(福井)。
(2)キャサバ澱粉粕糖化用のグルコアミラーゼ高生産性Rhizopus sp.変異株を育成した(谷)。
(3)キャサバ澱粉粕の併行複醗酵に用いるアミラーゼ系(Asp.saitoi+メイセラーゼ)を確定した(当山)。
(4)植物繊維性物質の酵素糖化用セルラーゼ系を設計するため、23種類のセルラーゼ成分を単離精製した(荒井)。
(5)好熱性アビセラーゼを好熱性放線菌培養上清より単離した(滝井)。
(6)エタノール製造工程の中、コスト支配に最も効果的な要因は残糖率にあることを示した(田口)。
(7)微粉砕米を原料とした無蒸煮アルコール醗酵に成功し、蒸煮醗酵法と遜色ないことを示した(藤尾)。
(8)水素・ソルベント等の生産向上のため、Clostridium属菌のヒドロゲナーゼ遺伝子のクローニングに成功した(児玉)。
(9)メタン・スラッジ中のClostridium butyricum T-7の分泌アミラーゼ遺伝子のクローニングに成功した(大井)。
(10)下水処理場の活性汚泥を150℃処理すると固液分離が可能となり、同汚泥の有効利用法を提示した(永井)。
(11)固定床による諸廃水のメタン醗酵の律速要因は負荷増大に伴う容積効率の低下であることを示した(久保田)。
(12)微生物による低級炭化水素生産がスクワレンを基質として起こることを示した(福田)。
(13)細胞融合法によりデヒドロジバニリン分解能とセロビオース分解能をもつ新規細菌の育種に成功した(清水)。
(14)高温性アルコール醗酵酵母(43℃)の育種とZymomonas属菌用の宿主・ベクター系の開発とに成功した(外村)。
(15)細菌キシラナーゼ系遺伝子とその産物について構造と機能の相関を解析した(岡田)。

報告書

(1件)
  • 1986 実績報告書
  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] I.Yamashita: Agric.Biol.Chem.50. 475-482 (1986)

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書
  • [文献書誌] Y.Tani: J.Ferment.Technol.64. 405-410 (1986)

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書
  • [文献書誌] T.Tanaka: Agric.Biol.Chem.51. 399-405 (1987)

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書
  • [文献書誌] S.Nagai: Chem.Engg.Commun.45. 83-92 (1986)

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書
  • [文献書誌] W.Chen: Appl.Environ.Microbiol.52. 612-616 (1986)

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書
  • [文献書誌] H.Yanase: Agric.Biol.Chem.50. 3139-3144 (1986)

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書

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公開日: 1987-03-31   更新日: 2016-04-21  

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