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エネルギーの有効利用を目的とする分離操作の開発

研究課題

研究課題/領域番号 61040052
研究種目

エネルギー特別研究(エネルギー)

配分区分補助金
研究機関早稲田大学

研究代表者

城塚 正  早稲田大, 理工学部, 教授 (00063157)

研究分担者 片山 俊  大阪大学, 基礎工学部, 教授 (50029386)
藤縄 勝彦  東北大学, 非水溶液研, 教授 (40008404)
只木 てい力  東北大学, 工学部, 教授 (20005226)
中塩 文行  九州大学, 工学部, 教授 (70037729)
豊倉 賢  早稲田大学, 理工学部, 教授 (40063557)
研究期間 (年度) 1986
研究課題ステータス 完了 (1986年度)
配分額 *注記
20,800千円 (直接経費: 20,800千円)
1986年度: 20,800千円 (直接経費: 20,800千円)
キーワード平衡分離法 / 速度差分離法 / 相乗分離法 / 高圧晶析 / 化学抽出 / ガス吸収 / 液体膜 / 膜分離
研究概要

分離技術における所要消費エネルギーの極小化を目指して、(a)物資・熱移動現象に関する基礎的研究、(b)反応操作、接触方式の改善、(c)吸収剤・製膜技術等の開発、(d)実用化の対策について研究を行い、以下の研究成果を得た。
複合法における相乗効果と省エネルギー性の相関を明らかにするとともに,固定化酸素系への適用を検討した(城塚)。ベンゼン-シクロヘキサン共晶系において、高圧容器内での核化現象を解明するとともに、高純度製品を低エネルギー消費で得る方策を検討した(豊倉)。中空糸を用いる抽出装置において、膜機能劣化の門題点を解決するためにW/O型エマルジョンの安定性を検討するとともに、抽出反応を促進する加速剤を開発した(中塩)。通気撹はん槽を用いて錯体の安定度数、一酸化炭素の溶解度,吸収・放散現象の詳細な解明を行い、一酸化炭素濃縮分離プロセスにおける最適条件を明らかにした(只木)。金属の濃縮プロセスを対象にして,乳化液膜法と支持液膜法について比較検討を行い、エネルギー面から見た両方の優劣に関して検討した(藤縄)。逆浸透膜前後の濃度境界層、温度境界層の取り扱いについて詳細検討を加えるべく、透過係数、反射係数および熱拡散係数の温度依存性を実験的に求め、膜分離法と他の分離法との比較検討を行った(平井)。膜を用いるガス分離プロセスの標価法に対する総括的討論に参加した(木村)。実用化を想定して、液膜の安定性および透過速度の改善を行い、透過促進法の多成分系炭化水素の分離に対する有効性を確認し、消費エネルギーの面から既存の分離法との比較検討を行った(川崎)。分散滴相の流動特性、連続液相側の混合特性,物質移動などの諸特性に及ぼす印加電圧の効果を調べることにより、最適抽出効率の電場形式を確立し、従来の装置とのエネルギー効率の比較を行った(片山)。

報告書

(1件)
  • 1986 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] 豊倉賢: 化学工学論文集. 12(5). 610 (1986)

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書
  • [文献書誌] 中塩文行: J.Chem.Eng.Japan. 19(4). 312 (1986)

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書
  • [文献書誌] 川崎順二郎: 石油学会誌. 29. 404 (1986)

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書
  • [文献書誌] 片山俊: 化学工学協会第5回溶媒抽出討論会要旨集. (1986)

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書

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公開日: 1987-03-31   更新日: 2016-04-21  

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