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核融合炉設計と評価(総括班)

研究課題

研究課題/領域番号 61050022
研究種目

エネルギー特別研究(核融合)

配分区分補助金
研究機関電気通信大学

研究代表者

宅間 宏  電通大, 国立大学(その他), 教授 (70012200)

研究分担者 村岡 克紀  九州大学, 総理工研究科, 教授 (80038546)
田島 輝彦  名古屋大学, プラズマ研, 助教授 (90135385)
後藤 誠一  大阪大学, 工学部, 教授 (90029140)
岡本 眞實  東京工業大学, 原子炉研, 教授 (40016853)
渡辺 健二  大阪大学, 工学部, 教授 (70107142)
研究期間 (年度) 1986
研究課題ステータス 完了 (1986年度)
配分額 *注記
4,000千円 (直接経費: 4,000千円)
1986年度: 4,000千円 (直接経費: 4,000千円)
キーワード核融合関連技術 / 核融合炉設計 / 核融合炉評価 / 大型核融合実験装置 / 共同研究
研究概要

第1の研究項目「関連技術のシステム解析」に関しては、本年度開始する本研究の方針を具体的に決定するため、従来核融合炉設計と評価について行われて来たいろいろな角度からの検討・評価について調査した。その結果、評価の基準に、立場によるずれが見られ、そのために客観的比較が困難であることに注目し、本研究においては、先ず評価の方法論を確立することに主眼を置くこととし、最近の核分裂炉の置かれている立場などを考慮して、核融合炉の意義をソーシャルアクセプタンスの立場に置き、可能な限り客観的・定量的に評価することとした。先ずその第1段階としては、論拠となる設定条件を明確にして共通の基盤となり得るデータベースを構築することが必要であり、本年度は具体的検討を行うための組織作りを行った。また本総括班に関係する研究の細目については、ブランケット工学との関係を検討して、トリチウム理工学の成果を活かすものとしてトリチウムプラズマと壁との相互作用の研究を計画的に遂行することとした。
第2の課題「大型装置への適用技術」については、比較的大型のプラズマ実験装置(ヘリオトロン,レーザー,タンデムミラー)及び中・小型の特殊装置を利用する共同研究を行い、エネルギー特別研究(核融合)の成果の完成度を高めるとともに、大型プロジェクト研究と、科学研究費による自発的研究との整合性を高めるよう努めた。特に大型装置に関しては、そのプロジェクト研究に推進の上からも有益であった。
その他の活動としては、上記研究課題に関する計画研究及び公募研究に関する報告会と共に、炉設計と評価に関する研究会を行い、炉設計に基本的方針,炉設計核データ,炉材料と電磁力の評価,カセットコンパクトトロイド炉,アドバンストICF炉,レーザー核融合などに関して研究発表と討論を行った。

報告書

(1件)
  • 1986 実績報告書
  • 研究成果

    (5件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (5件)

  • [文献書誌] 藤田恭久: Physical Review A. 34. 1568-1570 (1986)

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書
  • [文献書誌] 白田耕蔵: Review of Scientific Instruments. 57. 2529-2531 (1986)

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書
  • [文献書誌] 白田耕蔵: Journal of Applied Physics. 61. 2113-2117 (1987)

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書
  • [文献書誌] 植田憲一: レーザー研究. 15. 22-31 (1987)

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書
  • [文献書誌] 宅間宏: 応用物理. 55. 300-305 (1986)

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書

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公開日: 1987-03-31   更新日: 2016-04-21  

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