研究課題/領域番号 |
61106002
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研究種目 |
特定研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
水島 昭二 名大, 農学部, 教授 (50013313)
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研究分担者 |
鈴木 紘一 東京都臨床医学総合研究所, 部長 (80011948)
高橋 健治 東京大学, 理学部, 教授 (70011533)
石浜 明 国立遺伝学研究所, 教授 (80019869)
緒方 規矩雄 新潟大学, 医学部, 教授 (00018285)
上代 淑人 東京大学, 医科学研究所, 教授 (90012690)
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研究期間 (年度) |
1986
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研究課題ステータス |
完了 (1986年度)
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配分額 *注記 |
20,600千円 (直接経費: 20,600千円)
1986年度: 20,600千円 (直接経費: 20,600千円)
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キーワード | RNA合成 / タンパク質合成 / 細胞内プロセシング / リボソームRNA / キャッピング / シグナルペプチド / スプライシング / ウイロイドRNA |
研究概要 |
RNAレベルでのプロセシングに関しては以下の研究が行われた。酵母mRNAキャップ合成酵素の大量精製法の確立、構成サブユニットの機能解明、同酵素の核局在性の解明、同酵素遺伝子の構造解析(上代)。新遺伝疾患グルタミルリボース-5-リン酸蓄積症がADP-リボシル蛋白質リアーゼの活性異常によって惹起されることの示唆(上田)。ヒトリボソームRNA遺伝子の転写終結部位の決定、前駆体RNAの3'未端の同定(村松)。マウスrRNAのプロセシング部位近傍に共通配列の存在確認、核小体U3RNAにこの共通配列と相補性があることの発見(緒方)。in vitro スプライシングの新しい系の確立とスプライシング因子の追跡(大島)。ピルビン酸キナーゼアイソザイムmRNA生成機構の解明(田中)。細胞mRNAを特定部位で切断しプライマーとして利用するインフルエンザウィルスRNAポリメラーゼの純化と機能解析(石浜)。センダイウィルスゲノムRNAに依存した無細胞転写系の確立、転写系へのチューブリンの関与(岩崎)。RNAプロセシングによる単位長ウィロイドになるのに必要なRNA配列の同定(飯)。 タンパク質レベルでのプロセシングに関しては以下の研究が行われた。ヒトペプシノーゲンCのシグナルペプチドの解析(高橋)。大腸菌の細胞隔壁形成酵素であるペニシリン結合タンパク質3の細胞質膜通過にともなうプロセシングの機能の解析(広田)。大腸菌のリボソームタンパク質S5,S18,L12のN端アセチル化に関与する遺伝子と産物の解明(磯野)。2種のカルパスタチンの解析と、単位インヒビタードメインの同定(村地)。チモーゲンカルパインの細胞膜外部信号依存性の【Ca^(2+)】とリン脂質による活性化機構の解析(鈴木)。大腸菌ompF-ompCキメラ遺伝子を用いての分泌型タンパク質プロセシングの機構の解析(水野)。なお水島は研究事務、連絡、とりまとめに当った。
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