研究課題/領域番号 |
61106004
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研究種目 |
特定研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
山科 郁男 京大, 薬学部, 教授 (70025675)
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研究分担者 |
野島 庄七 帝京大学, 薬学部, 部長 (70090470)
永井 克孝 東京大学, 医学部, 教授 (80072974)
富田 謙吉 京都大学, 名誉教授 (20025670)
池中 徳治 大阪大学, 理学部, 教授 (20028088)
市川 厚 京都大学, 薬学部, 教授 (10025695)
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研究期間 (年度) |
1984 – 1986
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研究課題ステータス |
完了 (1986年度)
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配分額 *注記 |
17,200千円 (直接経費: 17,200千円)
1986年度: 17,200千円 (直接経費: 17,200千円)
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キーワード | 細胞内プロセシング / オルガネラ形成 / プロセシング異常 / 遺伝子工学 / 細胞制御 |
研究概要 |
本研究は生体分子が真にその機能を発現するために、転写 翻役の過程あるいはその後におけるプロセシングと総称される一連の、オルガネラ形成、あるいは細胞機能における役割を明らかにし、それに基いて、プロセシングによる生体分子の機能発現と細胞制御の生物学的意義、とくに遺伝情報発現調節機構の一端としての意義を考え、併せて、プロセシング過程の異常と関連した疾患の解明と治療への手がかりを探るものである。研究の成果はがん、免疫、細胞増殖、分化などに関する基礎的知見を提供するとともに、遺伝子工学技術に有用な指針を与え、さらには、種々の疾患の病因解明や治療方法の開発にも役立つことが期待されている。 本研究の遂行のために、RNAおよびタンパク質生合成におけるプロセシング、糖鎖の結合とその修飾、複合脂質の合成とアセンブリー、細胞内運搬機構、エンドサイトーシスとエキソサイトーシス、細胞内オルガネラ形成においてのタンパク質のプロセシング、細胞膜とその機構発現、細胞間マトリックスの形成と細胞制御の8研究班を設けるほか、全般的な運営のため総括班を設置した。総括班は研究代表者、研究班長および学識経験者をもって構成した。 6月にはまず全班員の名簿を作成し、昨年度の研究成果報告書と合わせ刊行し、全班員に配布した。また適時ニュースを発行して、総括班会議(7月18日、12月16日)、研究班会議、シンポジウムの開催予定などを全班員に通知した。61年12月16日東京ガーデンパレスにおいて公開シンポジウム「Biomodulator‥‥生合成とその調節」を開催した。演者は7名、持時間40分で、約200名が参加し、活発な討論があり盛会であった。各研究班の研究成果については各班員より報告をとりまとめ、約400頁よりなる61年度研究成果報告書を作成した。
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