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日本語の名詞句の指示性に関する研究と定・不定推定システムの作成

研究課題

研究課題/領域番号 61120008
研究種目

特定研究

配分区分補助金
研究機関神戸大学

研究代表者

金水 敏  神戸大, 教養部, 講師 (70153260)

研究分担者 古田 啓  茨城大学, 人文学部, 講師 (30165485)
屋名池 誠  昭和女子大学, 文学部, 講師 (00182361)
仁田 義雄  大阪女子大学, 学芸学部, 助教授 (70093490)
研究期間 (年度) 1986
研究課題ステータス 完了 (1986年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1986年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
キーワード意味論 / 語用論 / 日本語名詞句の指示性 / コソア / 指示詞 / 代名詞 / メンタル・スペース / 「話し手・聞き手」モデル
研究概要

1 データの収集・整理
(1)小説・シナリオを素材として、指示詞を中心に約二千枚のカードを取り、語別に整理した。
(2)新問3紙一カ月分の論説を計算機に入力、必要な語彙を検索可能な形式に整理した。
2 記述装置の研究・開発
記述装置としてG.フォコニエの提唱しているメンタル・スペースの枠組を採用、日本語への適用について研究した。その結果、「コソア」や「彼、彼女,彼ら」等の指示詞・代名詞の記述にとってメンタル・スペース理論が大変すぐれた能力を持っていることがわかった。またそのためにはオリジナルの理論に「話し手・聞き手」のモデルを組み込む形で拡張をほどこす必要があることがわかった。以上の成果については、口頭発表を三回行い、また報告論集としてまとめた。
3 その他
上記の作業を円滑に進め、また分坦者間の連絡を密にするため、数会の会合を持った。また研究報告論集『日本語の名詞句の研究』を編集・印刷し、関係者に配布した。
4 システム開発
計算機上での意味解釈のシミュレーションを行うため、計算機用基本ソフトウェアを購入、基礎研究を行ったが、具体的なシステム構築までは、本年度は至らなかった。

報告書

(1件)
  • 1986 実績報告書

研究成果

(2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 金水敏: 松村明博士喜寿記念国語学論文集. 125-145 (1986)

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書
  • [文献書誌] 金水敏,今仁生美: "日本語の名詞句の研究(特定研究成果報告論集)" 私家版, 33 (1987)

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書

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公開日: 1987-03-30   更新日: 2016-04-21  

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