研究課題/領域番号 |
61122003
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研究種目 |
特定研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
藤本 文範 東大, 教養部, 教授 (70012242)
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研究分担者 |
大塚 昭夫 東京大学, 教養学部, 助手 (30134414)
山崎 泰規 東京工業大学, 原子炉工学研究所, 助手 (30114903)
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研究期間 (年度) |
1986 – 1988
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研究課題ステータス |
完了 (1986年度)
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配分額 *注記 |
2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
1986年度: 2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
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キーワード | 荷電粒子と固体の相互作用 / 二次電子放出 / μ粒子 |
研究概要 |
低速(数十〜数百KeV)の負及び正のμビームと薄膜の衝突により生成される二次電子、特にconvoy電子の観測を目的として以下のような実験を行った。 1。μが薄膜を衝撃した際放出されれる二次電子を測定するためAl製の真空ダクトを設計制作した。 2。二次電子を測定するための電子分光器を設計制作し、その基礎的な特性についての予備実験を行った。 3。アクリル、Be板、空気、などを減速材とせて、低速(数10〜数100KeV)の負のμビームの生成実験を行った。この際、適当な距離をおいて設置されたうすいシンチレータとマルチチャンネルプレートをμの検出器として用いることにより低速μの速度分布を決定した。 4。3。の実験により数10KeV程度のμが相当量得られることが分った。 5。上記1〜4と併行して、予備実験として、イオンにより薄膜から放出される電子の数分布を測定した。 6。次年度においては、 (1)等速の【μ^+】、【μ^-】について低速二次電子の放出現象を観測し、電荷の符号の違いによる効果について、 (2)convoy電子を測定し、固体中に荷電粒子により誘起されるwake potentialへの電子捕獲の可能性について、実験を進める予定である。
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