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超長焦点深度生体顕微画像計測システムの開発に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 61221011
研究種目

特定研究

配分区分補助金
研究機関大阪大学

研究代表者

一岡 芳樹  阪大, 工学部, 教授 (30029003)

研究分担者 伊東 一良  大阪大学, 工学部, 助手 (80113520)
研究期間 (年度) 1986
研究課題ステータス 完了 (1986年度)
配分額 *注記
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
1986年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
キーワード顕微鏡画像処理 / 高速デイジタル画像処理装置 / 画像計測システム / 焦点系列像 / 局所分散 / 画像合成 / 3次元情報 / 3次元計測
研究概要

医学・生体学の分野では、観察したい試料の大部分は3次元物体である。しかし、生体試料観察には2次元画像しか得られない顕微鏡が主に用いられている。もし、顕微の焦点深度を十分に深くすることができれば、一枚の画像で生体試料の全体を観察することが可能になり、作業能率が飛躍的に向上する。本研究では、焦点深度伸長像を得る方法として、
1.顕微鏡試料台上の物体を深さ方向に移動させながら得られる、焦点位置の異なる複数の画像をもとに、高速デイジタル画像処理装置を用いて局所的なフオーカス度、すなわち深さ情報を抽出し、精度の良い焦点深度伸長像を合成することのできるアルゴリズム-局所分散荷重平均法(local variance weighted averaging method:LVWA法)を開発し、
2.これを、顕微鏡装置,TVカメラおよび画像処理装置(MFIP)から構成される顕微鏡画像計測システムに組み込み、様々な画像処理の実験を行った。
その結果、次のようなLVWA法の特徴が明らかになった。
1.フオーカス度の測度として、各焦点系列像の局所分散を用いていることにより、試料ステージの移動に伴う倍率,照明条件の変化,あるいは、入力時の雑音等の影響をほとんど受けない3次元計測が可能である。
2.処理アルゴリズムガ、高速画像処理システムを用いると短時間で実行可能である。

報告書

(1件)
  • 1986 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 一岡芳樹: 日本写真学会誌. 49. 273-281 (1986)

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書

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公開日: 1987-03-31   更新日: 2016-04-21  

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