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ストレンジネス(S)=-2のハイパー核及びストレンジ・ダイバリオンの研究

研究課題

研究課題/領域番号 61222007
研究種目

特定研究

配分区分補助金
研究機関京都大学

研究代表者

政池 明  京大, 理学部, 教授 (40022587)

研究分担者 笹尾 登  京都大学, 理学部, 助手 (10115850)
今井 憲一  京都大学, 理学部, 助手 (70025493)
田村 詔生  京都大学, 理学部, 助手 (00025462)
小林 晨作  京都大学, 理学部, 教授 (80013465)
研究期間 (年度) 1986
研究課題ステータス 完了 (1986年度)
配分額 *注記
6,000千円 (直接経費: 6,000千円)
1986年度: 6,000千円 (直接経費: 6,000千円)
キーワードハイパー核 / ストレンジネス / ダイバリオン / K中間子 / ファイバーシンチレーター / 飛跡検出器
研究概要

本研究は、新しいタイプの飛跡検出器を中心とする検出器の開発研究を行ない、ストレンジネス=-2のハイパー核やダイバリオンの研究を可能にしようというものである。今年度は、特にファイバーシンチレーターを用いた飛跡検出器の開発研究を中心に行ってきた。500μmの直径のファイバーシンチレーターを5cm立方体に固めたサンプルを作り、光のイメージ検出器として、トリガーをかける事が出来てかつ単一光子を検出できるだけの低バックグラウンドのイメージインテンシファイヤー管を開発した。それらを用いて、テスト用のシンチレーションファイバー飛跡検出器を我国ではじめて試作し、高エネルギー研の陽子シンクロトロンからの高エネルギー中間子ビームを用いて、性能に関するテストを行なった。"光"の飛跡の観測に成功し、散乱現象を観測する事にも成功し、【10^5】のビーム強度で飛跡検出器として使用できる事を実証した。検出器としての諸性能及びテスト結果については、論文(Nucl.Instr.Methodに掲載予定)にまとめられた。
その後、検出器の大型化、三次元化、読み出し系の高速化等、実用化へ向けた研究を行なっている。
また、ダブルラムダハイパー核については、エマルジョンとカウンターを組み合わせて測定する実験計画を作成しており、その為のモンテカルロ法でのシュミレーション計算を行なうとともに、その中で中心的な検出器であるシリコンストリップディテクター(100μmピッチ)のテストを高エネルギー研のビームを用いて行ない、100μm以下の位置精度で荷電粒子を検出できる事がわかった。

報告書

(1件)
  • 1986 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] A.Konaka et al.: Nuclear Instruments and Methods. (1987)

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書

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公開日: 1987-03-31   更新日: 2016-04-21  

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