研究課題/領域番号 |
61224008
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研究種目 |
特定研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 愛媛大学 |
研究代表者 |
尾崎 庄一郎 愛媛大, 工学部, 教授 (80145060)
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研究分担者 |
長瀬 敏雄 愛媛大学, 工学部, 助手 (70180487)
渡辺 裕 愛媛大学, 工学部, 助教授 (40114722)
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研究期間 (年度) |
1986
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研究課題ステータス |
完了 (1986年度)
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配分額 *注記 |
1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
1986年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
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キーワード | イノシトール(1.4.5)-トリリン酸 / イノシトール / セカンドメッセンジャー / イノシトール(2.4.5)-トリリン酸 |
研究概要 |
1.D-ミオ-イノシトール1.4.5-トリリン酸(1)の全合成・ミオイノシトールに1-エトキシシクロヘキセンを作用させてジシクロヘキシリデン化合物を合成しこれに塩化ベンジルを作用させて3,6-ジベンジル体とし、これを部分加水分解して4.5位にフリーの水酸基をもつ化合物を得、これをアリル化した。これを加水分解して得られるラセミ体のジオールの光学分割を種々の光学活性化合物と反応させ対応するジアステレオマーの分離し易さをしらべた。試みたうちで最良であることがわかったメントキシアセチルクロリドを作用させてジアステレオマーを分割したのち、加水分解してジオールとした。このジオールに臭化アリルを作用させると1位のエクワトリアル水酸基のみが選択的にアリル化されることがわかった。塩化ベンジルを作用させて残った2位の水酸基をベンジル化した。次にアリル基を1-プロペニル基としたのち、塩酸で加水分解して2.3.6-トリベンジルミオイノシトールを得た。次にアニリノリン酸クロリドを作用させ次いで亜硝酸イソアミルを作用させてリン酸保護基を除去し、ついでベンジル基を接触還元脱離して目的とする光学活性I(1.4.5)【P_3】(1)を得た。2.ミオイノシトール2.4.5-トリリン酸(2)の合成 3.6-ジベンジル-1-メントキシアセチル-4.5-ビス(メ トキシベンジル)-ミオイノシトールにP【Cl_3】を作用させついでベンジルアルコールを作用させ酸化して2位にジベンジルホスホリル基を導入した。4.5位を水酸基としたのちレブリニル基で一方を保護しP【Cl_3】,BnOH,酸化法を用いて残りの水酸基をリン酸化した。脱レブリニル後、リン酸化をもう一度行いついでNaIを作用させてリン酸ジベンジルエステルの1つのベンジル基を除去し塩にし、つづいてアミノリスしてメントキシアセチルを除去し、最后にPd/cにて水素化分解して2を得た。
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