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人工細胞機能化のための修飾シクロデキストリン誘導体の合成研究

研究課題

研究課題/領域番号 61226013
研究種目

特定研究

配分区分補助金
研究機関神戸学院大学

研究代表者

北川 徳治郎  神戸学院大, 薬学部, 教授 (40068250)

研究分担者 佐々木 秀明  神戸学院大学, 薬学部, 助手 (30122245)
研究期間 (年度) 1986
研究課題ステータス 完了 (1986年度)
配分額 *注記
1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
1986年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
キーワードシクロデキストリン / オリゴ糖 / タカアミラーゼ分解 / 糖脂質 / 縮合剤
研究概要

集積反応場を構成する脂質2分子膜に組み込む糖脂質の合成を目的として、種々の置換基を有するオリゴ糖の合成及びこれらの糖類と脂質関連物質とを縮合させる縮合剤の開発について検討した。
まず、シクロデキストリン(CD)誘導体のタカアミラーゼ(TAA)分解によるオリゴ糖の合成を試みた。即ち、常法どおり合成したピロリジン、ピペリジン、及びチオサリチル酸残基を持つCD誘導体について、40°C,PH5.50の酢酸緩衡液中のTAA分解をそれぞれ1〜3時間行ったところ、三糖類、四糖類が主要なオリゴ糖として生成していることが【^1H】-NMRの結果から推察された。現在、これらのオリゴ糖の構造決定を行っている。
上記の研究に平行して、オリゴ糖と脂質関連物質との反応に使用する縮合剤の合成及び反応性について検討を行った。そこで、複素環の脱離能を利用した縮合剤として、イミダゾール、4-メチルイミダゾール、1,2,4-トリアゾール環をもっている1,1´オキザリルジアゾール類を合成し、それらの縮合剤としての能力を検討したところ、アミド化、エステル化、チオエステル化等の縮合剤としての基本的な機能をいずれも有していることが明らかとなった。
今後は、CD誘導体の酵素分解の規則性について、さらに検討を加えると共に、得られた置換基を有するオリゴ糖と脂質関連物質との縮合反応について精査する予定である。

報告書

(1件)
  • 1986 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] Tokujiro Kitagawa: Chem.Pharm.Bull.,. 35. 1262-1265 (1987)

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書
  • [文献書誌] Tokujiro Kitagawa: Chem.Pharm.Bull.,. 35. (1987)

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書

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公開日: 1987-03-31   更新日: 2016-04-21  

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