• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

社会変動と階層構造の動態に関する国際比較研究

研究課題

研究課題/領域番号 61301026
研究種目

総合研究(A)

配分区分補助金
研究分野 社会学
研究機関明治学院大学

研究代表者

原田 勝弘  明治学院大学, 社会学部, 教授 (40062153)

研究分担者 平岡 公一  明治学院大学, 社会学部, 専任講師 (10181140)
水谷 史男  明治学院大学, 社会学部, 専任講師 (90157503)
下田平 裕身  信州大学, 経済学部, 教授 (20086979)
渡辺 雅子  明治学院大学, 社会学部, 助教授 (50130852)
研究期間 (年度) 1986 – 1987
研究課題ステータス 完了 (1988年度)
配分額 *注記
9,000千円 (直接経費: 9,000千円)
1987年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1986年度: 7,000千円 (直接経費: 7,000千円)
キーワード社会階層(社会的成層) / 階級意識 / 豊かさ / プライバティズム / 比較研究 / 社会階層構造 / 階級 / 繁栄と豊かさ
研究概要

本研究は, 1970〜80年代の資本主義諸社会における社会-経済的変動によって惹起された社会階層の構造的変動と, そこでの人々の労働・生活や階級意識の諸局面を社会学的に解明するものである. これはアメリカの社会学者E.O.ライトの提唱により始められた, 先進工業国家15カ国の社会科学者が参加する国際比較研究プロジェクトのひとつとして, 我々が日本チームとして日本社会を対象に行われた調査研究である. 既に, 日本チームとして, 試験的に典型的な地方都市として長野県松本市でフィールドワークを先行して行なっていたが, 今回総合研究にあたり, 国際比較プロジェクトの共通質問を核とする調査票を用いて, 東京を中心とする首都圏の2,000サンプルを対象として調査を実施した. この調査データをもとに, 海外各国チームと連絡をとりつつ以下のような研究分析を行った.
(1)階級モデルの比較分析(ライトモデル, ゴールドソープモデル, SSMモデル等)を日本データについて検討した.
(2)階級構造マップ(対坑的階級付置仮説の検討)を日本データにより考察した.
(3)現代日本社会における階級, 階層に関連した社会意識(「豊かさ」「エンブルジョアメント(ブルジョア化)」「プライバティズム(私事化, 私生活主義)」など)の諸仮説の検証を行った.
(4)日本の家族関係における, 変動する役割構造を背景とする階層構造的文脈からの, ジェンダーをめぐる諸問題を考察した.
我々の研究は, これを基に次の段階で, 他のプロジェクト参加各国チームのそれぞれの社会における調査データとの比較を行なう予定である.

報告書

(3件)
  • 1988 研究成果報告書概要
  • 1987 実績報告書
  • 1986 実績報告書
  • 研究成果

    (7件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (7件)

  • [文献書誌] 原田勝弘.下田平裕身.青木章之介.平岡公一.水谷史男.牛島千尋.: 明治学院大学社会学部付属研究所「研究所年報」18号. 119-135 (1988)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1988 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 下田平裕身: 「信州大学経済学論集」. 25. 1-28 (1986)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1988 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] K.HARADA;H.SHIMODAIRA;H.MIZUTANI;K.HIRAOKA,et al.: "ISSUES AND PROSPECT ON 'THE INTERNATIONAL PROJECT ON SOCIAL CLASS STRUCTURE AND CLASS CONSCIOUSNESS'" ANUAL BULLETIN OF SOCIOLOGY DEPARTMENT INSTITUTE(MEIJIGAKUIN UNIV.).NO.18. 119-135 (1988)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1988 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] H.SHIMODAIRA.: "A HISTORICAL REVIEW ON 'THE STANDARD CLASIFICATION OF OCCUPATIONS' IN BRITAIN AND JAPAN." ECONOMIC BULLETIN OF SHINSHU UNIVERSITY.NO.25.1-28 (1986)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1988 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 原田勝弘;青木章之介;下田平裕身;平岡公一;水谷史男;牛島千尋: 明治学院大学社会学部付属研究所「研究所年報」18号. 119-135 (1988)

    • 関連する報告書
      1987 実績報告書
  • [文献書誌] 原田勝弘: 明治学院大学社会学部附属研究所 研究所年報17号. 27-32 (1987)

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書
  • [文献書誌] 牛島千尋: 明治学院大学社会学部附属研究所 研究所年報17号. 33-45 (1987)

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書

URL: 

公開日: 1987-03-31   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi