研究課題/領域番号 |
61301054
|
研究種目 |
総合研究(A)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
英語・英文学
|
研究機関 | 東京女子大学 (1988) 東京大学 (1986-1987) |
研究代表者 |
寺澤 芳雄 (寺沢 芳雄) 東京女子大学, 現代文化学部, 教授 (20012437)
|
研究分担者 |
唐木田 茂明 東京大学, 教養学部, 助教授 (50117008)
山縣 宏光 東京大学, 教養学部, 助教授 (50017381)
小川 浩 東京大学, 教養学部, 助教授 (90029736)
久保内 端郎 東京大学, 教養学部, 助教授 (90017624)
池上 嘉彦 東京大学, 教養学部, 教授 (90012327)
小野 茂 東京都立大学, 人文学部, 教授 (70083243)
|
研究期間 (年度) |
1986 – 1988
|
研究課題ステータス |
完了 (1988年度)
|
配分額 *注記 |
12,500千円 (直接経費: 12,500千円)
1988年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1987年度: 4,000千円 (直接経費: 4,000千円)
1986年度: 6,500千円 (直接経費: 6,500千円)
|
キーワード | 中世期英語英文学 / 言語文化・写本研究 / 本文批評 / テクスト校訂 / 語彙研究 / 文体論 / レクシコン / コンコーダンス / 研究業績リスト / 言語文化 / 写本研究 / リクシコン / 史的言語学 / 文体論語彙論 / レキシコン / 研究業積リスト |
研究概要 |
本研究課題第6期(1986-88年)においては、次の研究成果を得た。 1.Beowulf/Chaucer Lexiconを究極の目標とするKey-Word Studiesについては、Beowulf・Chaucer各第2集(1986)、Beowulf・Chaucer合冊第3集(1988)を公刊した。方法論的問題に関する討議の成果は忍足他編のPhilologia Anglica(1988)などに池上、大泉ほかの数名が報告した。 2.Beowulf研究、Chaucer研究の拠るべきテクストの問題について徹底的な検討を重ね、それぞれについてのvarioium版作成が今後の研究のため不可欠であることが再確認された。テクストの問題に関する検討の成果は、忍足司会の日本英文学会シンポジウム「Bcowulfのテクストを考える」(1986)及び岩崎・大泉・久保内ほか企画の「Chaucerの英語に関する研究者会議」(1987)においてその一部が報告された。 3.上記Lexicon完成に不可欠なコンコーダンスの作成については、Klacber版Beowulf,Manly-Rickert版Chaucer's Canterbury Talesのコンコーダンスを完成した。特殊文字の出力上の技術的問題の解決をまって刊行の予定である。その間の欠を補うものとしてRiverside版Canterbury Talesのワードインデックスを刊行した。またThe Destruction of Troy,Riverside版Boece,The Romaunt of the Roseなどのコンピュータ入力を完了した。 4.MEの重要な作品の一つStanzaic Morte Arthurについて、写本及び従来の刊本の厳密な再検討に基づき新たな校訂本を公刊した。 5.中世期英語英文学研究関連の書誌作成作業の一環としてCatalogue of the Library of Kikuo Miyabe(1987)を刊行し、内外の研究者に多大の便宜を与えることを得た。また『中世英語英文学研究業績リスト1983』の増補改訂版刊行及び英文化のための準備作業を引き続き行なった。
|