研究分担者 |
酒井 克郎 筑波大学, 数学系, 講師 (50036084)
西田 吾郎 京都大学, 理学部, 助教授 (00027377)
松本 幸夫 東京大学, 理学部, 助教授 (20011637)
岡 睦雄 東京工業大学, 理学部, 助教授 (40011697)
加藤 十吉 九州大学, 理学部, 教授 (60012481)
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研究概要 |
福井大学および琉球大学において合同のトポロジーシンポジウムが開催されたほかに, プロジェクトによる研究集会, 文部省の事業経費による変換群論国際コンファレンスとのジョイントコンファレンス等が各所で開催されて, 講演発表および研究討論が活発に行なわれた. 下記の研究成果はそれらのうちの主なものであり, 学術協会誌に発表されたり, その予定のものである. トポロジーシンポジウムでは, 松元重則の「曲面群表現の柔い剛体性」, 森吉仁志の「正のスカラー曲率と高次二種数」, 手塚康誠の「等質空間のコホモロジー環の自己同型群」, 穴倉光広「複素力学系について」などがあった. Intersection cohomology理論では, 諏訪立雄の「D-加群と特性類」や伊藤秀一による「Hamiltonベクトル場の特異点における標準化と積分可能性」などの結果が得られた. 葉層構造の理論では, 田村一郎のの「3次元多様体の特異点のない流れとlifting propenty」や, 水谷忠良の「DiffR^2のh1s2-cocycle」などが得られた. ホモトピー論の分野では, 小島一元の「Z_<(p)>-homology of Kac-Moody Lie groupes I」, 井上浩一の「A(2)の実現について」などが得られた. 特異点論では, 池上宣弘の「constraint systemとベクトル場の特異点について」シンプレクティック論では, 泉屋周一の「genericな1階偏微分方程式」などの発表があった. 低次元トポロジーの分解では, 村上順の「Invariants of links and representations of braid groups」や小林毅の「Unknotting数1の結び目の最小種数Seifert膜」などの結果が得られた. 位相空間論では, 酒井克郎の「Infinite-dimensional manifold triples」, 力学系の理論では, 松岡隆, 白木久雄の「可微分写像の同期点について」などの研究発表があった.
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