研究課題/領域番号 |
61302049
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研究種目 |
総合研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
船舶構造・建造
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
大坪 英臣 東京大学, 工学部, 教授 (20011132)
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研究分担者 |
岡田 博雄 大阪府立大学, 工学部, 教授 (90081398)
藤野 正隆 東京大学, 工学部, 教授 (10010787)
広渡 智雪 広島大学, 工学部, 教授 (10144875)
上田 幸雄 大阪大学, 溶接工学研究所, 教授 (30029037)
山本 善之 東京電機大学, 理工学部, 教授 (80010601)
渡部 修 筑波大学, 構造工学系, 助教授 (80111368)
郷田 國夫 筑波大学, 構造工学系, 教授 (40134209)
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研究期間 (年度) |
1986 – 1988
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研究課題ステータス |
完了 (1988年度)
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配分額 *注記 |
15,500千円 (直接経費: 15,500千円)
1988年度: 3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
1987年度: 4,500千円 (直接経費: 4,500千円)
1986年度: 7,500千円 (直接経費: 7,500千円)
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キーワード | 補強円筒殻 / 全体座屈 / 理想化要素法 / 最終強度 / 衝撃座屈 / セミサブ / 非線形有限要素法 / 座屈 / 初期たわみ / 実験 / T形断面梁 / 塑性崩壊 / セミサブ(Semi-Submersibles) / 確率的強度評価 / 円筒殻 / 耐圧殻 / 防燃材の傾斜角 / 確率的崩壊解析 / 矩形板 / 船体横断面 / 縦曲げ最終強度 / 衝撃 / 鉛直円柱の波浪外力 / 圧壊強度 |
研究概要 |
1.補強円筒殻の全体圧壊に関し、エネルギ法より座屈方程式を導出し、圧壊圧力を算出した。実験値や他の解析値と比較し精度の高いことが確認できた。大きい補強材では、有効幅の考え方より断面形状に関与する式を提案した。 2.NC工作機械を用いて作られた機械加工による実験模型は完全な円筒とみなす事ができる。したがって補強円筒殻の全体座屈について、数値的理論計算における合理的なモデル化の方法を理論値と実験を比較確認した。 3.船舶・海洋構造物の最終強度にいたる過程で生じる座屈、塑性を含む非線形解析を短時間で精度よく解析できる理想化構造要素法のための矩形板および防#板要素を開発した。実験やFEMと比較して高精度を確認した。 4.船体横断面が縦曲げ荷重のもとで示す最終強度および崩壊機構を精度よく計算できる簡易解析法を開発した。本解析法の精度は、計算結果を既存の実験結果と比較することにより確認された。 5.衝撃荷重を受けるT形断面薄肉梁の横倒れ座屈発生の条件、および大きな曲げ変形を生じた場合の不等辺山形鋼防撓材の有効性について、実験と簡単な計算によって調べた。 6.極限波浪中のセミサブの確立的強度評価システムを開発するとともに、実機相当モデルに対して数値計算を行い、臨界的な部材あるいは主要崩壊モードとその生起確率の傾向等についての特徴を考察した。 7.低次有限要素モデルによる構造要素の圧壊解析プログラムを作成し、鋼管のクラッシュ挙動、補強円筒殻の外圧による圧潰挙動の解析を行い、実験結果との比較を通じ、その有効性・問題点に関し検討した。
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