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水産科学分野における研究・教育の推進

研究課題

研究課題/領域番号 61304026
研究種目

総合研究(A)

配分区分補助金
研究分野 水産学一般
研究機関東京水産大学 (1987)
東京大学 (1986)

研究代表者

田中 昌一  東京水産大学, 水産学部, 教授 (90013549)

研究分担者 長谷川 彰  東京水産大学, 水産学部, 教授 (70114915)
鹿山 光  広島大学, 生物生産学部, 教授 (90034446)
岩崎 英雄  三重大学, 生物資源学部, 教授 (40034441)
笠原 正五郎  広島大学, 生物生産学部, 教授 (50034442)
能勢 幸雄  東京大学, 農学部, 名誉教授 (70011814)
研究期間 (年度) 1986 – 1987
研究課題ステータス 完了 (1987年度)
配分額 *注記
5,300千円 (直接経費: 5,300千円)
1987年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1986年度: 4,300千円 (直接経費: 4,300千円)
キーワード水産資源・漁業学 / 水産海洋・環境学 / 水産生物・増養殖学 / 水産化学・利用学 / 水産工学 / 水産社会科学 / 研究 / 人材養成 / 水産科学 / 研究・教育推進 / 研究・教育体制 / 基礎科学 / 応用科学 / 学際性 / 国際性
研究概要

全国の水産系大学等から3β名の参加を得て, 水産科学分野における研究・教育の現状と問題点, および目指すべき方向について研究した. 水産学の役割と大学等の使命として, (1)海に対する理解を深めること, (2)食糧生産並びに水産業の安定と発展への寄与, (3)環境保全への寄与を考えた. 流体を媒体とする水圏生態系の陸上生態系との著しい差を強調した.
研究・教育の現状と目指すべき方向について, 6専門領域それぞれについて検討した. 水産資源学・漁業学では, いわゆる管理型漁業への対応が特に必要である. 水産海洋学・環境学では, 生物生産の基盤である生息環境の把握, 生物生産機構の研究の推進が重要である. 水産生物学・増養殖学では, 基礎学の充実を図り, 魚を作る技術を進める学問として発展することが期待される. 水産化学・利用学では, 国民の水産物に対する量的, 質的要求に応え, また資源の有効利用を図ることが要請される. 水産工学は, 漁労関係を除いて, 水産学の中で新しい領域であるが, 周辺科学技術の導入, 水産学内部の工学的問題の解明に取り組む必要がある. 水産社会科学は, 従来水産科学分野の枠外に置かれ, 弱体であったが, 漁業上のさしせまった諸問題へ対応するために, その強化が望まれる.
専門分野に共通の課題として, 教育については, 設備の貧弱さ, 専門化による総合性の不足などの問題があり, 基礎学教育の充実が必要である. 研究については, 水圏生態系の特殊性にもとづく研究の方向の独自性が強調され, 基礎研究の展開, 学際的取り組み, プロジェクト研究等の重要性が指摘される. 練習船の研究船としての活用も必要である. 陸・海・空環境とその相互作用の理解に寄与する特殊な分野として, 学際性や国際性を身につけた人材の養成が望まれる. 留学生対応の改善も必要である.

報告書

(2件)
  • 1987 研究成果報告書概要
  • 1986 実績報告書

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公開日: 1987-03-31   更新日: 2016-04-21  

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