研究課題/領域番号 |
61306013
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研究種目 |
総合研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
固体物性
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
吉森 昭夫 阪大, 基礎工学部, 教授 (50013470)
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研究分担者 |
金森 順次郎 大阪大学, 理学部, 教授 (10028079)
西川 治 東京工業大学, 大学院総合理工学研究科, 教授 (10108235)
八木 克道 東京工業大学, 理学部, 教授 (90016072)
村田 好正 東京大学, 物性研究所, 教授 (10080467)
潮田 資勝 東北大学, 電気通信研究所, 教授 (90176652)
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研究期間 (年度) |
1986
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研究課題ステータス |
完了 (1986年度)
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配分額 *注記 |
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
1986年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
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キーワード | 表面新物質相 / 表面顕微鏡 / 電子プローブ / 原子プローブ / 光プローブ / 低温表面 / 反応性表面 |
研究概要 |
重点領域研究「表面新物質相」の申請は昭和61年3月に行ない、6月にヒアリングが行なわれ、9月には採択されることが決定した。この研究計画の大綱は既に昭和60年2月から12月にかけてこの総合研究の分担者が主たるメンバーである。新物質相研究グループの努力により得られていた。従って本年度の課題としては研究計画の内容の今一層の充実、検討、具体化などの問題、そしてこの計画が重点領域として採択された後では、予算規模に対応した計画の修正の検討、その枠の中での充実も又重要な且つ大きな課題であった。この計画には大分けにして、(A)新表面評価、(B)新物質相表面、(C)理論の3計画、そして(A)に4グループ、(B)に2グループ、(C)の1グループと合わせて7グループが組織されている。上記の目的を達成する為に、3計画研究の責任者の会議(代表者は理論の責任者を兼ねている)を多数回、7グループの責任者会議を3回、そして全部の分担者に重点領域計画研究の主要な協力者を含めた研究会を1回、小規模の研究連絡会を数回開いた。この重点領域研究の目的は簡単に言えば、実験技術のめざましい発展を基に表面研究を固体物理研究の特色ある活発な一分野たらしめようということであるが、それを作業原理として、元々の4年計画を3年に縮め、予算規模の縮小にも対応した。表面顕微鏡、電子プローブ、原子プローブ、光プローブ、低温に於ける表面、反応性表面など幾つかの当面の最重点計画を定め、新しい表面に対する積極的な理論の寄与を期待し、又陽電子発生など将来の大きな発展を期待する計画をも取り上げることとし、更にこの領域の研究者に対する供用サービスとしてLEED、RHEEDのプログラムのライブラリー化も試みることとした。
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