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機能材料の電子過程に基づく設計と構築

研究課題

研究課題/領域番号 61307004
研究種目

総合研究(B)

配分区分補助金
研究分野 工業物理化学・複合材料
研究機関岡崎国立共同研究機構

研究代表者

井口 洋夫  岡崎共研機, その他, 教授 (00100826)

研究分担者 関 一彦  広島大学, 理学部物性学科, 助教授 (80124220)
中辻 博  京都大学, 工学部分子工学専攻, 助手 (90026211)
米澤 貞次郎  京都大学, 工学部分子工学専攻, 教授 (20025787)
諸熊 奎治  岡崎国立共同研究機構, 分子科学研究所, 教授 (40111083)
斉藤 一夫  岡崎国立共同研究機構, 分子科学研究所, 教授 (70004231)
研究期間 (年度) 1986
研究課題ステータス 完了 (1986年度)
配分額 *注記
3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
1986年度: 3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
キーワード機能材料 / 分子設計 / 物質構築
研究概要

次々世代の新技術や新材料を構築する新物質の開拓を理論並び実験両面から行うことを目途とした研究グループであった。更にその発展を強力に推進する立場から、62年度以降の重点研究への発展をめざす目的を持って本総合研究を推進した。その結果次のような成果をあげることができた。
1.重点研究への展開:本研究班から2つの重点研究への発足が内定した。その一つは朽津耕三を代表研究者とする重点研究「励起分子ダイナミックス」として、また、米澤貞次郎を研究代表者とする重点研究「新材料」中「材料機能のメカニズム解析と可能性予測」として62年度より発足が認められた。これらは本総合研究(B)が、充分その機能を果し得たものと自信を深めている。2.物質開拓の名のもとに、非常に沢山の研究が世界中で行われているが、本総合研究の目的は物質の本質を解くための化学及び物理の基礎研究にその重点を置いている。その成果は2回の研究発表会に於てそれを行い、班員外の研究者も加って活発な討論が展開された。即ち第1回目は昭和61年12月5日〜6日京大工学部分子工学専工第2講義室で行い、演者、井口、米澤、関、森島、諸熊、朽津、笛野、福山の各氏であり、特に笛野の提案した新物質は、岩村らが行っている有機強磁性体の構造と類似し理論と実験の協力関係をよく示す所となった。第2回目は3月15日〜16日分子科学研究所に於て、上記班員以外の班員による新物質開発の基礎に関する提案を行い、最近に課題となっている高温超伝導体の現況解析並びに今後の理論と実験の協力方法についても、つっ込んだ討論を行い成果をあげることが出来た。62年度以降、新しい発展にそなえて、この1ケ年間で蓄積した業積の展開方法についても有意義な討議を行った。なお班員の所属の移動も激しく、本研究班の活発な研究活動の反映と、とらえている。

報告書

(1件)
  • 1986 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] H.Inokuchi;K.Seki;N.Sato: Physica Scripta. 35. (1987)

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書
  • [文献書誌] N.Ueno;K.Sugita;K.Seki: Phys.Rev.B. 34. 6386-6389 (1986)

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書
  • [文献書誌] N.Sato;K.Seki;H.Inokuchi;Y.Harada: Chem.Phys.109. 157-161 (1986)

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書
  • [文献書誌] I.Kusunoki;K.Yamashita;K.Morokuma: Chem.Phys.Lett.123. 533-535 (1986)

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書

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公開日: 1987-03-31   更新日: 2016-04-21  

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